2011.01.28 ■確定拠出年金利用の勧め カテゴリ:カテゴリ未分類 前回の総選挙では、独自の年金改革案をマニフェストに掲げて政権交代を果たした民主党政権だったが、その後、参院選で躓き、すっかり失速した観がある。公的年金制度を大幅に変える大規模な法改正を行う力は、おそらく、現政権にはあるまい。望ましい制度は何か、という問題はさて置くとして、現実問題として、個々の国民は、現行制度の延長線上で物事を考えざるを得まい。 現状の延長線上で考えると、向こう20年くらいのスパンで、公的年金の「使いで」は、現在予想されているよりも大きく減少する可能性が大きい。 現行の枠組みでは、保険料の引き上げには上限があり、積立金の運用は上手く行っても制度全体への効果としては、たかが知れている。いずれにせよ、給付の調整は必要だし、調整が遅れると、その後の調整幅は現在想像するよりも大きくなる公算が大きい。 そこで、