KDDIウェブコミュニケーションズは4月10日、クラウド電話API「boundio」の正式サービスを始めた。050電話番号による発信など、電話機能を「数行のコード」でWebサイトやアプリに組み込めるのが特徴。「開発者が電話をつないで簡単に面白いサービスを作れる」APIとして、電話を活用した本人認証やネットサービスへの普及を進めていく。 boundioはネットから電話をかける(発信)ことができるクラウド電話API。(1)050電話番号による発信、(2)アップロードした音声を再生する機能、テキスト文字列を音声ファイルに変換できる音声合成機能──の3つを利用できる。サイトやアプリに組み込む際は数行のコードで済むという。 同様の機能を自社で構築する場合、電話事業者との契約から接続などを自前で行う必要があり、専門エンジニアとかなりの工数、費用が必要だったが、同APIを使うことで「半年~1年かかってい
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