freeeの価値基準の一つである、ユーザーにとって「本質的(マジ)で価値ある」ものを届けるということ。本連載ではそれに向かって、日々挑戦を続ける開発現場の事例をお伝えします。本記事では、freeeにおけるバックエンドの改善への取り組みである、Kubernetes on AWSによるアプリケーション開発・運用のモダン化について紹介します。 対象読者 社内でアプリケーション開発者向けにインフラの設計・実装、利用サポートなどを行っているエンジニアの方 コンテナ仮想化とDockerを取り巻く環境 コンテナ仮想化ツール「Docker」といえば、もう知らない人はいないかもしれません。Linuxネームスペースを活用して、アプリケーションを「コンテナ」という仮想環境に閉じこめることで、アプリケーションの保守性や運用性、セキュリティを高めるトレンドは、ここ数年でますます勢いを増しています。 コンテナの適用範
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