合格すれば将来はすべてがバラ色—。日本中の成績優秀な学生がそう堅く信じ受験する最高学府・東京大学。だが合格のあとに待つのは安穏な生活どころか究極の格差社会だという。その実態とは。 学生の半分はブランド校出身 「入学してすぐ、わかりましたよ。ただ東大に合格したってダメなんだって。本当の日本のエリートになるために大切なのは、出身高校というブランドなんです」 東京大学法学部の3年生の岡本耕介さん(仮名)は、こう断言する。 3月10日、今年も「日本の最高学府」とされる、東京大学の合格発表が行われた。合格した受験生は、長く苦しい受験戦争を終えて、大学生活をスタートさせる喜びを噛みしめていることだろう。
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