この度、性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会(略称:LGBT法連合会)は、性的マイノリティを取り巻く現状や課題について、「取り上げる」記者側、「取材を受ける」当事者側の双方の視点から要点をまとめた「LGBTQ報道ガイドライン – 多様な性のあり方の視点から」第2版(以下「報道ガイドライン」という)を策定しました(協力:一般社団法人fair、記者有志)。 2010年代から性的マイノリティをめぐる報道は増加し、媒体種別や領域を問わず取り上げられるようになってきました。それに伴い、性のあり方をめぐる言葉や表現など、様々な課題も浮き彫りになってきました。第1版は2019年3月に策定し、昨今の動きや変化を踏まえ、今回の改訂では新たに「注意が必要なトピックやフレーズ」を数多く並べ、現場の実用に資するようできるだけ一つ一つを短く、数多くのトピックを網羅でき
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