
「図書館に関係する著作権の動向2015」<報告> 2015年10月24日,日本図書館研究会主催のセミナー「図書館に関係する著作権の動向2015」が開催された。図書館と著作権との関係の振り返りから,環太平洋戦略的経済連携(TPP)協定,デジタルアーカイブ,視覚障害者等の情報保障に関する動向まで広範かつ最新の内容を学べるセミナーで,関東から九州まで全国各地から参加者が集まり,関心の高さをうかがわせた。 まず,セミナー前半には,4本の講演が行われた。 1人目の国立国会図書館の南亮一氏からは著作権制度に関する「権利」と「権利制限規定」の構図,近年に行われた複数回の著作権法改正や,著作権制度の厳格化・自由化双方の動向が紹介された。図書館の活動が著作権制度と深く関わっていること,著作権制度は刻々と変化しているものであり,その動向には関心を払うべきことが理解できる内容であった。 続いて福井健策弁護士から
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