具体的には、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の活用、基礎年金番号の利用、新しい番号をつくる、の3案を軸に検討を進め、来年の通常国会への法案提出をめざす。 焦点となるのは、住基ネットのシステムを利用するかどうかだ。 すでに国民全員に番号がある唯一の仕組みだ。最初のシステム作りだけで約400億円かかっており、二重投資を避けようとすれば活用が望ましい。 そのためにはまず、土台の「基礎番号」と、税、年金、医療など日常的に国民が利用するそれぞれの番号に分けてデータベースをつくる。個人情報を1カ所に集めないので、万一情報が流出しても影響を小さくできる。 番号の導入に伴うプライバシー保護の法律もつくる。利用目的の制限など、厳格な運用を盛り込む。第三者による専門の監視機関を設けることも欠かせない。 まあ、言いたいこともわかるし、これまでもなんども言ってきたけど、一意のマスターキーができればほかはすべ