エネルギー代謝を測定するために、全力疾走する場合と持久運動する場合とでどのような酸素の消費量の違いがあるかという新たな研究が行われた。 研究者は8名の男子学生に30分の持久運動か2分間の全力疾走に参加させた。これを週に3日、6週間の観察を行った。運動中と運動から24時間後の彼らの酸素の消費量を測定したところ、短距離走よりも持久運動の方が運動中の酸素の消費量は50%高かったが、その24時間後の酸素消費量はほとんど同じであった。 この研究から運動と新陳代謝について判明したことは、2分間の全力疾走をおこなうことで有酸素運動と同程度に新陳代謝がよくなり、カロリー消費に繋がる効果があるだろうということだ。 忙しくて運動する時間がない人は毎日2分間の全力疾走をして、体質改善を試してみてはいかがだろうか。 ただし、この結果はかなり少ない数でまた男性のみの被験者を対象に行われた研究であることを付け加えてお