(CNN) オバマ米大統領は10日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国(ISIS)」に対して空爆を行う方針を明らかにした。 この組織はもともと、2004年に故アブムサブ・ザルカウィ容疑者がイラクで立ち上げた国際テロ組織アルカイダの分派だった。 ザルカウィ容疑者は06年6月、米軍の攻撃で死亡。後継者となったアブアイユーブ・マスリ指導者はその数カ月後、「イラクのイスラム国(ISI)」の創設を発表する。 ISIは13年4月、シリアのアルカイダ系武装組織である「ヌスラ戦線」を統合した。ヌスラ戦線の指導者アブバクル・バグダディ容疑者は、組織は今後「イラクとレバント(またはシャム)のイスラム国」と呼ばれるようになるだろうと発言。これが現在の、同組織の呼称を巡る混乱のもとになっている。 ISIL オバマ米大統領や国連、一部の報道機関がこの組織を指すのに使っているのが「ISIL」だ。アラビア語名を訳し
シリア北部で、千葉市の湯川遥菜(はるな)さん(42)とみられる男性が拘束された。紛争地入りは、設立したばかりの民間軍事会社の実績づくりのため、と周囲に話していた。インターネット上には、自ら銃を構える写真も。現地に詳しいジャーナリストらは、スパイに間違えられた可能性を指摘する。 映像通信会社「インデペンデント・プレス」のジャーナリスト、後藤健二さん(46)は4月、シリア取材中に湯川さんと知り合った。北部の街で、反体制組織「自由シリア軍(FSA)」拠点の屋内にとどめ置かれ、入国目的などの事情を聴かれていた。FSAの部隊と交流があった後藤さんは、湯川さんの通訳を頼まれた。現地の言葉だけでなく英語力も不十分だったという。 シリアに来た理由について、「設立した民間軍事会社は出来たばかりで実績がない。経験を積むためには現場を見なくてはダメだと思って一人で来た」と話した。湯川さんは部隊側に、民間軍事会社
この画像を大きなサイズで見る 内戦状態が続いているシリアで犠牲になっているのは人間だけではない。戦火に巻き込まれ、また、連れていくこともままならず避難していった飼い主に置いて行かれた猫たちは、厳しい状況の中を生き抜かなければならないのだ。 銃声が鳴り響く中、逃げる場所も食べ物もない状態の猫たちは、それでも生きる望みを捨てずに逆境に抗っていくが、どうすることもできずに野垂れ死んでいくものも多い。そんな猫たちをなんとか救おうとある男性が立ち上がった。 シリア北部の山の上にある古い村の遺跡、アレハを拠点に反政府組織を統率しているジャマールは、人々から「シリアの猫大佐」と呼ばれるようになった。 ジャマール(56)は日夜政府軍の狙撃兵の銃弾や爆撃から身をかわし、非武装の仲間たちを率いて活動している。そしてまた、シリア内戦で飼い主のいなくなった猫や、行き場のなくなった猫を救っている。大勢の猫たちが、ア
シリア北部ラッカ(Raqa)にあるアルメニア・カトリック教会(Armenian Catholic Church)のドーム。2013年9月16日(左)にはドーム上部に掲げられていた十字架が、2013年9月16日(左)にはイスラム武装勢力「イラク・レバントのイスラム国(Islamic State of Iraq and the Levant、ISIL)」の旗に替わっている(同年9月28日撮影)。(c)AFP/MOHAMMED ABDEL AZIZ 【2月27日 AFP】シリア北部の都市ラッカ(Raqa)を実効支配しているイスラム武装組織「イラク・レバントのイスラム国(Islamic State of Iraq and the Levant、ISIL)」は26日、市内に暮らすキリスト教徒に税金を課し、屋外での宗教的行為を禁止すると発表した。 ISILがイスラム過激派が集まる複数のインターネットフ
大阪在住で全国に食品をタンクローリーで運んでいるトラック運転手、藤本敏文(ふじもと・としふみ)、46歳。彼の日常は、朝から晩までひたすらアクセルを踏み続け、時間内に荷物を届けるために必死に働く一般的なサラリーマンだ。趣味は、狩猟。仕事の無い休日には、兵庫県の山奥を目指し、仲間と共に山の中で狩猟に励む。腕前は一流。仲間からのも評価も高く、彼は山のことを知り尽くしている。 私も狩りに同行した。かなり細い道を、四駆で登り、着いたのは山の頂上付近。さらに、そこから急斜面を登る。藤本氏の足取りは速く、不安定な足場にもビクともしない。狩りが始まり、数分。2匹の鹿が走ってきた。藤本氏は、引き金を引くものの、素早く逃げる鹿を捕らえることはできなかった。では、そんな藤本氏がなぜ世界で注目をされているのか。その理由は、彼のもうひとつの趣味にあった。 その趣味は、 戦場に行くこと …だった――
天空の城ラピュタのモデルとも言われるシリアの世界遺産「クラック・デ・シュバリエ」の写真いろいろ 天空の城ラピュタのモデルだと噂される場所は、マチュピチュ、ウェールズ、カンボジアなど世界各地に点在しており、本当のところはハッキリしていないようです。 そんなラピュタの舞台ではないかと言われているひとつに、「騎士の砦」を意味する「クラック・デ・シュバリエ」があります。 十字軍時代は聖ヨハネ騎士団の本拠であり、アラビアのローレンス自身が「世界で最も美しい城」だと言わしめたほどのシリアの世界遺産をご覧ください。 1. 地中海近くの高さ650mほどの峰に築かれており、元々は1031年に建設。1144年に聖ヨハネ騎士団が所有すると、大規模な拡張工事が行われ、今のようなコンセントリック(集中)型の城となりました。 クラック・デ・シュヴァリエ - Wikipedia 2. 雰囲気は確かに…。 3. …ラピュ
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