中国・安徽(Anhui)省合肥(Hefei)の学校で授業を受ける子ども(2010年3月9日撮影、資料写真)。(c)AFP 【6月16日 AFP】中国・湖南(Hunan)省の村で、子ども300人余りの血中鉛濃度が基準値を大幅に上回っていることが判明した。その原因は子どもたちが鉛筆の芯をかむことだと地元政府高官が発言し、国営メディアやインターネットユーザーたちから非難の集中砲火を浴びている。 国営新華社(Xinhua)通信によると、中国中部・湖南省の大浦(Dapu)鎮でこのほど、子どもたちの血中鉛濃度が国の基準値を最大で3倍以上超えていることが分かった。地元の化学工場から排出された汚染物質が原因とみられ、この工場は捜査のため一時閉鎖されたという。 ところが、この問題について地元行政府トップの蘇根林(Su Genlin)氏は、中国中央テレビ(China Central Television、CC