チリの首都サンチアゴ(Santiago)の動物園で飼育されているフンボルトペンギン(2013年4月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/MARTIN BERNETTI 【2月9日 AFP】英イングランド(England)北東部スカーバラ(Scarborough)の水族館「シーライフ・センター(Sealife Centre)」のフンボルトペンギン12羽が、記録的な雨と風の影響でストレスを受けたと思わせる行動を見せており、同水族館は抗うつ剤の錠剤をえさに混ぜて与えている。 フンボルトペンギンは本来の生息地である南米ペルーやチリの寒冷な気候に慣れているものの、長雨には驚いたようだ。飼育員らは、ペンギンが水の中で泳がず、身を寄せ合って暖を取っていることに気付いた。これを受けて、餌として毎日与えている魚に、抗うつ剤の錠剤を入れることにしたという。 同水族館のスポークスマンは、長期間の悪天候にペンギンは