夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))
いろいろなところで大学の先生が夏休みのブックリストを作って公開しているので、私も作ってみようと思う。ただし、映画やドラマを入れたいのと、あとちょっと夏なので納涼っぽくホラーやSFを入れたいと思ったので、ブックリストではなくブラックリストとすることにした。また、ハマると危険だという点でもブラックリストである。 選考基準としては、以下の4点。この基準で10点を選んでみたが、かなり独断と偏見に基づくものである。 (1)英文学科の学生さんとかに読んだり見たりしてほしいようなもの+夏に少し英語圏文化について知りたい、という一般の方向け (2)夏にふさわしい、暑苦しくない作品 (3)現在の政情や流行も加味して、夏休みの長い時間に自由な考えを養うため役立ちそうなもの (4)図書の場合、研究書よりは原典を優先 1. ウィリアム・シェイクスピア『マクベス』(Macbeth) スコットランドの独立を問う国民投
「百瀬しのぶ」という小説家がいます。この人物は大量のノベライズ(合計82冊!)を書いていますが、プロフィールは不明。今回は謎のノベライズ作家「百瀬しのぶ」について調べてみました。 共通点のない映画にある共通点 『おくりびと』『Ballad 名もなき恋のうた』『海猿 ザ・ラスト・メッセージ』……これらの映画に共通する点がわかりますか? どれもジャンルがバラバラで「話題になった日本映画」くらいしか共通点がなさそうですが、実はもうひとつだけあります。それはどれも「百瀬しのぶ」という方がノベライズしているという点です。 大量にある著作の9割がノベライズ 百瀬さんは2012年12月現在、85冊の本を出しています。そして、その85冊中、実に82冊がノベライズなのです。 その内容も多岐にわたり、『K-20』のような娯楽作をやったかと思えば、『friends もののけ島のナキ』のようなアニメもやるし、『ペ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く