「ヒラノ教授、あんたの時代はよかった」。工学部ヒラノ教授シリーズを読んだ現役教授たちは、私とおなじようにつぶやくだろう。ご本人は、どこがよかったのか、とおっしゃるかもしれない。しかし、20年ほど前、いろいろと不自由や不条理はあったけれど、国立大学はゆるくてのどかな場所だった。 この本では、その時代にヒラノ教授が(たぶんやむなく)手を染められた不正行為が大胆に開陳されている。しかし、窃盗罪や詐欺罪でも時効は7年。東京工業大学を停年で辞されてから10年以上になるヒラノ教授、いまさら咎められることもありますまい。それに、20年ほど前は、やったらダメとわかっていても、いかんともしがたい事情が多々あった。 某省の研究費など、どういう理由かは知らないが、毎年2月にならないと振り込まれなかった。単年度決済なのだから、3月の中旬までに使い切る必要があるにもかかわらず、である。もちろん計画は一年かけて遂行す
東京都立大学大学院 人文科学研究科 社会行動学専攻 社会学分野 社会学教室 博士前期課程の受験をお考えの皆様へ:近年の大学院入試の動向をふまえて 2014年11月20日 所属教員一同作成 本教室の博士前期課程入学試験は、外国語、基礎知識、論文、口頭試問から成 りますが、近年、受験生の皆様のあいだに基礎知識の準備不足が目立つようにな ってきています。過去の出題は公開されていますし、それを一読すれば明らかな ように難問・奇問のたぐいは一切ありません。にもかかわらず十分に得点できな いことの背景には、学部で社会学を専攻しておらず、社会学修士号を目指す前段 階において必要な指導を受けていない方が増加しているからであると推察されます。 各々尊重すべき課題意識や将来展望を抱き、専攻を変えてまで本教室を志望す る方々を、所属教員一同はこれまで歓迎してきましたし、今後も変わらず歓迎し ます。そうした方々が
初心者にも分かりやすいと人気のHead Firstシリーズのデータ解析バージョン。大量で複雑なデータを分析し、意味のある適切な情報にまとめて把握し、効果的に見せる手法は、ビジネスでも研究でも必須のスキルです。本書ではデータの収集、整理、視覚化、解析、そしてプレゼンテーションというデータ解析の手順に沿って、実際に手を動かしながらやさしく解説します。エクセルやRをはじめさまざまなデータ解析ツールを使って効果的なデータの提示方法が身につくように構成されています。『Head First Statistics』とともに読むとさらに効果的。実践で役立つ情報が満載の一冊です。 関連ファイル サンプルコード 正誤表 ここで紹介する正誤表には、書籍発行後に気づいた誤植や更新された情報を掲載しています。以下のリストに記載の年月は、正誤表を作成し、増刷書籍を印刷した月です。お手持ちの書籍では、すでに修正が施され
ラチャダーピセーク通りのホワイクワン交差点から東に入るプラチャーラートバンペン通り(ประชาราษฎร์บำเพ็ญ) 。数多くある中華料理屋さんのなかで、ソイ6の入り口の手前にある台湾料理レストランの福華餐廳(Fu Hua chinese cuisine Restaurant)に入ってみました。 焼き餃子(鍋貼)、炸醤麺、炒飯などを注文して待っていると、出てきました羽根つき餃子!タイのローカル中華料理店でありがちな皮の厚い水餃子用餃子を焼いたものでなく、薄い皮の日本と同じような餃子です!しかも10個で100バーツとお買い得価格!餃子はもちろん炸醤麺など他の料理もとっても美味しくお勧め。 こちらはチャーハン。タイのカオパットとは違いますね。 実は炸醤麺(ジャージャー麺)が一番好きだったりします。 ちなみのここの台湾人のおばちゃんは、以前日本に住んでいたということで日本語もペラペラです。
本書は、さまざまな分野から選んだ50の活動を通して「本当の危険を見きわめる力」と「それに対処する力」を身につけるための書籍です。「ナイフを使う」「目かくしで1時間すごす」「強風の中で手作り凧をあげる」「やりを投げる」「ミツバチの巣を探す」「車を運転する」「指を瞬間接着剤でくっつける」などの活動を親子で行うことで、道具を使う技術、とっさの際の身体の使い方、テクノロジーと社会の仕組みなどに関して、体験にもとづいた知識を得ることを可能にします。大人の読者にとっても、子供のころの感覚を取り戻したり、気づかないうちに設けていた制限に気づくためのきっかけになることでしょう。 序文(マイク・ぺトリッチ) はじめに 01 9ボルト電池をなめてみよう 02 あられの中で遊ぼう 03 完ぺきなでんぐり返しを決めよう 04 フランス人のようにキスであいさつしよう 05 車の窓から手を出してみよう 06 釘を打と
こんなにハイクオリティで全て無料!? 生物学の電子書籍とは思えないような美しいグラフィックスとアニメーションが満載のiBooks「Life on Earth」はピュリッツァー賞受賞者である作家兼博物学者のE. O. Wilson率いる財団が長年の一大プロジェクトとして完成させた教科書。今回7部構成の合わせて41章の大作としてiBooksストアで無料公開されました。 中身はいうと生命の起源から現代の環境問題まで幅広く、面白いアニメーションや動画・クイズを交えて、誰でも楽しみながら学べるようになっています。英語なのですが、イラストと動画を見ているだけでも面白くて教科書という感じがぜんぜんしません。 それにしてもなぜ無料なんでしょうか? E. O. Wilsonによると 我々の目標は無料で世界中の多くの学生や一般の人に生物の多様性の意味と大切さを伝えることだそうです。これでもかというほど贅沢な作
講義ノートの目次へ 量子コンピュータ・量子計算について勉強するための,講義ノートや教科書PDF。 基礎理論から,詳しく独学に使えるノートを集めた。 量子情報処理では「エンタングルメント」などの量子力学的なしかけを使い, 量子計算のハードウェア(=量子コンピュータ)を実現。 その上で量子暗号・量子フーリエ計算などの具体的なアルゴリズムを実行する。 ただし従来のコンピュータと違い, ハードとソフトがほぼ分離されていないので注意。 量子コンピュータは,世間に与えるインパクトが非常に大きいため, 専門外の一般向けの資料も多い。 ここでは下記の分類にしたがってPDFを掲載する。 (1)数式を使って,しっかり学習するための資料 (2)数式を使わない,一般向けの解説資料 量子計算の基礎となる量子力学はこちらのノート, 光学・量子光学はこちらのノート, 情報と暗号の理論はこちらのノート,線形代数はこちらの
承認欲求は貢献感を得るための手段だが承認欲求を通じて得られる貢献感には自由がない 最近読んで非常に感銘を受けた本、『嫌われる勇気』より。 嫌われる勇気 作者: 岸見一郎,古賀史健 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2013/12/16 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る 悟りを開いたかのような哲学者と切れやすい学生との対話形式で、アドラー心理学の教えが説いてあるこの本。なんでこの学生はこんなに切れやすいんだ、いくらなんでも甘え過ぎなんじゃないのかと途中で説教したくなるものの、それはさておき対人関係においてこういう心持ちでいれば楽に生きられますよ、ということが分かりやすく書いてある。人に好かれようが嫌われようがありのままの自己を受容すること、自分を嫌いになるか好きになるかは相手の課題だから自分は一切そこに執着しないこと、また自己受容には社会に対する
橘玲の『「読まなくてもいい本」の読書案内』を読んだので、感想とメモをまとめておく。 この本、タイトルは『「読まなくてもいい本」の読書案内』だが、実際には「読まなくていい本」はほとんど紹介されていない。紹介されているのは、当たり前の話かもしれないが読むべき本だ。他の読書案内本と異なっているのは、”こういう本は読まなくて良い”と、ばっさり切り捨てているところ。読むべきか・読まなくてもよいかの基準は、20世紀後半に爆発的に進歩した科学研究の成果に置いている。著者は、この時期に起きた科学研究の大幅な進歩を”知のビッグバン”、”知のパラダイム転換”と呼び、これ以前に書かれた本は(とりあえず)読む必要がないと言い切る。古いパラダイムで書かれた本は捨てて、新しいパラダイムで書かれた本を読もうという話だ。ちょっと乱暴な分け方ではあるが、1980年代に大学生だった私には案外納得できるものだった。学生時代に最
同性愛について書かれた絵本や整形について書かれた絵本など、子ども向け絵本にはさまざまなものがありますが、「テクノロジーが進化している現代においてプログラミングやコードについて子どもも理解すべきだ」ということで作られた絵本が「Hello Ruby」です。 Hello Ruby http://konichiwaruby.tumblr.com/ Hello Ruby by Linda Liukas — Kickstarter http://www.kickstarter.com/projects/lindaliukas/hello-ruby 絵本の詳細や著者のLinda Liukasさんが絵本を作った経緯は以下のムービーから確認できます。 Liukasさんは女性がコードを理解しアイデアを形にするための非営利組織Rails Girlsの創設者として3年前からプログラミングを教えており、2013年に
来月、5月19日頃、ちきりん3冊目の本となる、『社会派ちきりんの 世界を歩いて考えよう!』が出版されることになりました。 これまでに出した 3冊の本、ゆるーくシリーズ化してるんですよね。 最初のがイエロー、二冊目がオレンジ、そして今回がブルーと、テーマカラーが変わり、 どの本も、タイトルの最後は “考えよう!” どの表紙にもプロの方が描いてくださった “ちきりんの似顔絵” が載っていて すべての本の最後が “そんじゃーね” です! どの似顔絵もかわいいですねー。これが続くなら、10冊くらい出せた暁には「ちきりんの似顔絵展」が開けそうですね。 そうなったら “ちきりんお面 10組セット” でも売り出しましょう。 中でも嬉しいのは、タイトル末尾を「考えよう」で揃えられたこと。 「やっぱり、私が伝えたいのは、“考えよう!”ってことなんだなー」と、しみじみしました。 ご存じのように、私は決して博学
新刊 『自分のアタマで考えよう』 に関する最初のエントリがおちゃらけすぎていて、担当の編集者の方に怒られました。Yさん曰く、「ちきりんさんのブランドが傷つくでしょ! ふざけすぎですっ!」。。。なので書き直します。 というか、前のエントリでは「いったい何の本?」か全然わからなかったですよね。すみません・・。にもかかわらず予約してくださった皆様には、“ちきりん一級”認定をさせていただきます! 自分のアタマで考えよう 作者: ちきりん,良知高行出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2011/10/28メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 30人 クリック: 893回この商品を含むブログ (156件) を見る さて、新刊の目次は下記 『自分のアタマで考えよう』 知識にだまされない思考の技術 <目次> はじめに 序 章 「知っていること」と「考えること」はまったく別モノ 第一章 最初に考え
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