仏・トゥールーズ(Toulouse)にある医療施設(2011年8月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/PASCAL PAVANI 【7月9日 AFP】英オックスフォード大学(Oxford University)などの研究チームがアルツハイマー病と診断された患者にみられる血中タンパク質の特定に成功した。アルツハイマー病発症の予測を可能にするかもしれない血液検査の開発に向けた大きな前進を報告する研究論文が7日、米学術誌「アルツハイマー病と認知症(Alzheimer's & Dementia)」に掲載された。 アルツハイマー病を早い段階で診断する検査を開発することで、症状の進行を食い止めるための新たな治療法を模索する臨床試験での参加可能な患者を特定可能になる。アルツハイマー病は脳障害を起こす病気で、認知症の最も一般的な臨床型だ。 今回の研究では、軽度の認知障害患者220人を観察した。 英ロンド