1973年8月23日にスウェーデンの首都ストックホルム(Stockholm)のノルマルム広場(Norrmalmstorg)にある信用銀行クレジットバンケン(Kreditbanken)に押し入り、人質をとって5日間たてこもった後に逮捕され、ガスマスクをつけた私服警官に連行されるジャンエリック・オルソン(Jan-Erik Olsson)元受刑者(中央)。(c)AFP/SCANPIX SWEDEN/EGAN-POLISEN 【8月23日 AFP】スウェーデンの銀行強盗立てこもり事件から生まれた「ストックホルム症候群(Stockholm Syndrome)」という言葉は、40年が経った今も人質の心に起こるある現象を説明する際に使われている。 しかし、この現象がどういうものかを正確に知っている男性がいる。ジャンエリック・オルソン(Jan-Erik Olsson)元受刑者は1973年8月23日、スウェ