1600年以上前の人骨が見つかったエルサルバドルの首都サンサルバドル(San Salvador)から南東におよそ90キロのヌエバ・エスペランサ(Nueva Esperanza)遺跡の埋葬地。エルサルバドル文化局提供(2014年4月11日撮影)。(c)AFP/HO/SECRETARIA DE CULTURA 【7月5日 AFP】日本とエルサルバドルの考古学者らが4日、エルサルバドルの遺跡で1600年以上前のものとみられる3体の人骨を発見したと明らかにした。先スペイン期にこの地域に定住した人々の謎の解明につながる可能性がある。 ほぼ完全な姿をとどめた3体の人骨は、首都サンサルバドル(San Salvador)から南東に約90キロの太平洋岸近くにあるヌエバ・エスペランサ(Nueva Esperanza)遺跡で見つかった。ここには5~6世紀の巨大噴火で降り積もった火山灰に覆われ、主に製塩と漁業をし