「クリックで開く」の中に隠れているコンテンツをグーグルは無視するようになっているのではないか。 そういう質問に対して、グーグルのジョン・ミューラーさんが、ウェブマスターハングアウトで次のように答えました。 そうしたことは前からやっていて、検索された目的のコンテンツが実際にはページ内で隠れている場合、少し評価を下げるようにしていた。 たとえば「クリックで開く」やタブのような、実際にページ内にはそのコンテンツがあったとしても、ユーザーがすぐには見つけられない状態になっている場合で、そのページのなかで重要ではないキーワードの場合だ。 グーグルとしては、そのページに情報があるとして検索結果でもスニペットを表示していても、そのページへ行った検索ユーザーが目的の情報を見つけられないとしたら、「グーグルは間違ったページを検索結果に表示していた」と思ってしまうだろう。 そうしたことから、評価を下げるという
再審査リクエストの概要を説明したあとに、事前に募集した質問に答えている。たとえば次のような質問への回答だ。 グーグルはどうやってガイドラインに違反したサイトを見つけ出しているのか不自然なリンクに対する手動対応も一定期間を経過すると未対応でも取り消されるのか再審査リクエストの返信で詳しい違反内容を教えてくれないのはなぜか不自然リンクを見つけるにはウェブマスターツールのデータだけで十分か順位が下がったが警告は届いていない、それでも再審査リクエストを送るべきか筆者にとってはこのハングアウトで価値ある新たな情報をいくつか手にできた。開始時間が遅れるなど進行に対する不満の声も出ていたようだが、十分に満足できる内容だった。 まだ2回目である。良い点・改善点をフィードバックして協力しながら回数を重ねて洗練させていけばいいと筆者は思う。 なお次回のテーマは「モバイルサイトの運営」で、3月26日(火)午後6
ECの商品説明にメーカーの文章をそのまま使うと、検索結果の順位が落ちてしまう?自作自演のリンクも有料リンクのようにペナルティが発生しますか?デフォルトでは表示されないコンテンツをHTMLに記述すると隠しテキストになる?ECの商品説明にメーカーの文章をそのまま使うと、 検索結果の順位が落ちてしまう?ドロップシッピングの商品説明にメーカーと同じ説明文を載せると、検索エンジンの順位が落ちてしまう場合があるというのは本当ですか? まずGoogleでは、Googleの検索結果においてランキングやインデックスに変動をもたらす対応(検索結果からの削除を含む)がとられる可能性のある不正行為について、ウエブマスター向けガイドラインの「品質に関するガイドライン」として公開していますので、Google検索からの集客を考えるのであれば、一読されることをおすすめします。 いただいた質問については、以前、Google
このツールについて(データの扱いとかプライバシーとか) カスタムレポートを使っても平均値を出すことはできませんし、わざわざExcelにデータをインポートして処理するのも面倒です。また、そうした場合にも祝日を考慮して分析するのは非常に面倒です。 それを解決するためのツールです。 --> ツール上に複数のタブを作って、データを比較できます。タブはキーボードの[←][→]キーでも切り替えられます。タブはドラッグ&ドロップで入れ替えられます。 グラフの要素にマウスオーバーすると、詳細が表示されます。 アカウント認証ボタンが表示されている場合は、そのボタンをクリックして、このツールがGoogleアナリティクスの情報にアクセスするのを許可するのを許可してください(アクセスはいつでも取り消せます)。 このツールは、いまあなたが使っているブラウザがもっているGoogleアカウントの認証情報を使ってGoog
今回からは、サイトの目標がどれだけ達成されたのかという観点でデータを見ることのできる「コンバージョン」系のレポート群について見ていく。 以前にも伝えたが、サイトの目標設定というのは、ある意味ではアクセス解析においてもっとも重要なものだともいえる。大切な項目なので、しっかりと理解しておいてほしい。 あらかじめ「目標」を設定しておこうサイトの成果についてデータを見るためには、管理画面で「目標」を設定しておくことが必要だ。この目標設定に関しては、すでに「プロファイルの目標を設定する[第5回]」で詳しく触れているので、詳細はそちらを参考に設定をしていただきたい。 プロファイルの目標を設定する[第5回]ただし、現在は公開当時(2012年5月10日)から設定画面が変更されているので、設定プロセスのさわりの部分だけ、ここで最新の画面にあわせて説明しておきたい。 目標設定とは、サイトの成果とユーザーの行動
企業など組織のシンボルとなるロゴとサイトを関連付けするHTML記述を、グーグルがサポートした。この記述をしておけば、あなたのサイトが検索結果に出てきたときに会社のロゴも併せて表示されることが今後あるかもしれない。 そのHTML記述とは、ロゴとして用いる画像とサイトの関連付けを指定するための、schema.orgの仕様で定められたマークアップだ。その記述のサポートを開始したことをグーグルが公式アナウンスしたのだ。 とても魅力的なニュースに思える。ところが、今のところ、使われる可能性があるのはナレッジグラフの画像にとどまるようだ。ナレッジグラフに出るような組織はメジャーなブランドに限られる。したがって、一般の中小企業や小規模な店舗、限られた地域サービス提供者のサイトには、まだメリットがないかもしれない。 とはいえ、設定しておいてマイナスなことはない。公式ブログではこのマークアップを 他よりも優
ただし、これで表示される数値は、目安としての大まかなものであることに注意すること。自分が把握している実際のページ数と大きな乖離が発生していないか確かめるのに使うのがいいだろう。 もし100ページほどしか公開していないのに1,000ページがインデックスされていたら、重複コンテンツが発生している可能性が高い。反対に、10,000ページを公開しているのに100ページしかインデックスされていなかったとしたら、クロールやインデックスに障害が発生していないか調査する必要があるだろう。 最初に出てくるページの確認 通常は、サイトのトップページが1位に出てくる。下層のページにたくさんの被リンクが集まっている場合などはその限りではないが、トップページが1位に出てこない場合は、何かしらの問題が発生していることも多い。 なお、1位を除けば評価の高い順にページが並ぶわけではない。PageRankも加味されているが
担当しているサイトが打撃を受けたSEO関係者らにとって(僕もこのアップデートでいくつかのサイトがやられたことを告白しよう)、最初に感じた憤りは、すぐに恐怖と好奇心に転じた。業界向けパブリッシャの多くが、僕に言わせれば拙速に反応し、「ペンギンから回復する」コツや手順を公開し始めた。 だが真実は、イアン・ハウエルズ氏が先日のSEOポッドキャストで語っているように、このアルゴリズムのアップデートによる影響のすべてを語るのはあまりにも尚早であり、講釈を垂れている連中も実は憶測を話しているだけだ。 僕がこれまで見てきた限り最も有益なアドバイスは、The HOTHのブログに書いてあった「パニックを起こすな、今は耐えろ」というものだ。 とは言え、僕は実体験として、いくつかあるサイトの中で個人ブログが打撃を受け(過剰な最適化のせいだろうと今ではほぼ確信している)、そこから回復することができた。 ここで何よ
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