「PayPal創業者のピーターティールがリーン・スタートアップを完全否定した」と言われている。 ティールは単なる一発屋ではなく、その後も投資家としてfacebookなどに出資して成功しているということもあって、これは結構話題になった。 彼の書いた本を確認してみると、たしかに、多くのリーン・スタートアップ教信者の神経を逆なでするようなことが描かれている。 ティールが批判したのは、現在のシリコンバレー起業家にありがちな以下の4つの考え方だ。 (1)少しずつ段階的に前進すること:壮大なビジョンがドットコム・バブルを引き起こした。だから自分に酔ってはいけない。大口をたたく人間は怪しい。世界を変えたいなら謙虚でなければいけない。小さく段階的な歩みだけが安全だ。 (2)無駄なく柔軟であること:ビジネスの先行きは誰にもわからない。だから計画を作って計画通りにやるのは柔軟性に欠ける。試行錯誤を繰り返し、先
本エントリは 翻訳リクエスト より投稿いただきました。 ありがとうございます!リクエストまだまだお待ちしております! 後編 を公開しました 私たち、Y Combinatorがアドバイスする最も一般的なことの1つに、「スケールしないことをしよう」というのがあります。創業予備軍の多くが、スタートアップは上手くいくかいかないかのどちらかだと考えています。会社を立ち上げ、ものを提供する、そしてそれが良いものであれば、おのずと売れます。しかし、需要がなければ結果はその逆になります。 ^(1) とは言え、意外とスタートアップは上手くいくものです。なぜなら、創業者がそうさせるからです。自分たちの力だけで成長するスタートアップはほんの一握りかもしれませんが、大抵は後押しするような力が働きます。良い例が、車のエンジンをスタートさせる役目をするクランクです。エンジンがスタートしてしまえば、エンジンは回り続けま
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