本連載では第一線のPerlハッカーが回替わりで執筆していきます。今回のハッカーはsongmuさんこと松木雅幸さんで、テーマはcronです。 なお本稿のサンプルコードは、本誌サポートサイトから入手できます。 cronとは? cronは指定日時にジョブの自動実行を行うジョブスケジューラです。UNIX系のOSであれば実装の違いこそあれ、ほぼ標準でインストールされています。 作業自動化や、タスクを自動実行したいなどといった場合にcronは避けては通れません。Perlでバッチ処理を書く際などに多くの人が活用していると思いますが、ベストプラクティスがわからず恐る恐る使っている人も多いのではないでしょうか。 本稿では、cron活用におけるベストプラクティスについてお話します。 cronの使いどころ cronの使い途は、主に次の3つが考えられます。 a.アプリケーションのジョブの実行 b.システムに関わる
