切手というモノを、ちょっと違った角度から眺めてみると、あなたの知的好奇心をくすぐる新たな発見がイロイロあるのです。そんな切手の面白さを綴っていこうと思っています。 1864年7月19日に太平天国の乱が終結して、今日でちょうど150年です。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1951年に中華人民共和国(以下、中国)で発行された“太平天国100年”の記念切手の400円切手1枚と800円切手2枚(図案違いで2種)を貼り、1952年8月5日に上海から英領ヴァージン諸島宛に差し出したカバーです。切手の図案は、上段の400円切手(緑色)と800円切手(赤色)は金田村での蜂起の様子を、下段の800円切手は太平天国の文献と貨幣を描くもので、400円切手にはヴァージン諸島の到着印も押されているのが嬉しいですな。 さて、太平天国のルーツは、1843年、広東
【新華社石家荘6月14日】河北省の邯鄲市が管轄する武安市、渉県、磁県などで、明代と清代の地震について記された石碑が多数発見された。先ごろ行われた文化財調査で発見されたもの。石碑の内容は、地震や復興などの状況を記したもので、中国の地震史の研究にとって貴重な手がかりを提供した。邯鄲市文物局が明らかにした。 邯鄲市文物局の王興・局長は次のように述べた。渉県で発見された石碑には、明代嘉靖34年(西暦1555年)12月のある日の真夜中に発生した地震について、千字を使って当時の状況が記されていた。武安市で発見された3カ所の清代道光(西暦1820年から1850年まで在位)年間の石碑には、震災後の廟や村の復興状況が記されていた。武安市磁山鎮の石碑には、道光25年(西暦1845年)4月22日に地震が発生し、村の南にあった井戸が枯渇し、村民が資金を出し合って新しく井戸を掘ったことが記されていた。邯鄲市磁県観台
徐 鼒(じょ し、Xu Zi、1810年 ‐ 1862年)は、清の歴史家。字は彝舟。号は亦才。 江蘇省江寧府六合県の出身。1825年、挙人となった。1835年に進士となり、翰林院庶吉士となった。1851年に故郷に戻っていたが、1853年に太平天国軍が南京に進攻すると、徐鼒は六合県令の温紹原とともに団練数千人を集め、太平天国軍をしばしば破った。1858年、福建省福寧府知府となった。知府として文教を重視し、近聖書院を修築した。 それより以前の1850年から徐鼒は史館に入って南明史の研究を開始していた。当時の人々の著作60余りと、地方志や文人の詩文集を参考にして、1861年に『小腆紀年』を完成させた。翌1862年に在職のまま死去。
朝鮮王朝代16代の国王・仁祖以後、11人の君主(追尊された君主を含む)に対し清から贈られた諡号(諸王や宰相の死後、功徳を褒め称えて付ける名)が、全て判明した。この諡号は、治世中の公式記録から徹底して取り除かれていた。 この事実は、国史編纂委員会・李迎春研究官の論文「金指南の通文館志と中国との関係」にて明らかにされた。この論文は、14日にソウル歴史博物館講堂で開催された学術発表会「朝鮮後期外交史の検討」(歴史実学会=ユン・ソクヒョ会長=主催)で発表された。 『通文館志』は、訳官だった金指南・金慶門父子により1708年に編纂、1720年に刊行された外交資料集だ。刊行後19世紀までに17度に渡って増補・増修され、清・日本との外交関係の格式と沿革、略史を記録している。今までこの史料に対しては、主として版本のような書誌学的な研究がなされたのみであり、内容が詳細に分析されたことはなかった。 今回
「朝鮮燕行使と朝鮮通信使」 -1811年金善臣の通信行と1826年申在植の燕行を中心に- 本研究科教授 東洋史学 夫馬 進 日本では江戸時代にあたる時代、朝鮮の外交使節が行き交うルートとしては、ソウルを基点として二つの国際線がのびていた。一つは日本の江戸へ向かうものであり、その使節は通信使と呼ばれる。もう一つは中国の北京へ向かうものであり、これを燕行使と呼ぶことにする。燕とは北京あるいは北京地域を示す雅名である。すなわち北京へ行く使節という意味である。 文献上で出てくる言葉としては、「燕行使」というのは普通ではない。むしろ正朝使や謝恩使などといった使節の目的を持って呼ばれることが普通であった。また汎称としては、「事大使」とか「赴京使」と呼ばれるのが普通であった。ただ、学術用語として現在、事大使なり赴京使なりを使うのが適当かどうかというと、恐らくは適当ではない。なぜなら現在および長い将来に
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