バルミューダは5月12日、スマートフォン事業から撤退すると発表した。経営上の選択と集中を図るため。専用アプリのアップデートなどのアフターケア、充電器など関連アクセサリーの提供は継続する方針だ。 コスト高、半導体不足...... 開発中の後継機種は幻に 同社広報は取材に対し「原材料価格の高騰や、半導体不足が主な理由」と説明する。同社は21年11月、初代「BALMUDA Phone」を発売。スマホ事業に参入した。BALMUDA製品の優れたデザイン性を踏襲した専用アプリや、コンパクトなサイズ感が話題となった。発売当初は米アップルのiPhone並みの10万円以上という価格にも注目が集まった。