アイテム 1 の 6 12月21日、ロシアの駐トルコ大使が19日夜に銃殺された事件は、反射的に、1914年にオーストリア=ハンガリー帝国大公夫妻が暗殺されたサラエボ事件を連想させる。写真はベルリンのクリスマスマーケットにトラックが突っ込んだ事件で犠牲となった人々を追悼するメルケル首相。20日撮影(2016年 ロイター/Hannibal Hanschke) [1/6] 12月21日、ロシアの駐トルコ大使が19日夜に銃殺された事件は、反射的に、1914年にオーストリア=ハンガリー帝国大公夫妻が暗殺されたサラエボ事件を連想させる。写真はベルリンのクリスマスマーケットにトラックが突っ込んだ事件で犠牲となった人々を追悼するメルケル首相。20日撮影(2016年 ロイター/Hannibal Hanschke)
広範囲を採掘穴にのみ込まれたペルー、セロデパスコの歴史地区。深さ400メートルで、ボルカン鉱山の子会社が主に鉛と亜鉛を生産中。(Photograph by Tomas van Houtryve) 写真(次ページ):選鉱くずの山と鉛中毒に苦しむ子ども 写真(3ページ):汚染され干上がった湖底や選鉱くずの近くで放牧する人々 ペルーの町セロデパスコは、標高4300メートルほどの山間にあり、地球でいちばん高地にある町のひとつ。小柄だが精力的な女性国会議員、グロリア・ラモス・プルデンシオ氏は、人口は7万人のこの町の出身だ。 「子どものころ、アメリカ人が住んでいるベラビスタ地区を通り過ぎるとき、母に何度も訊ねたものです。『なんで米国人はすてきなうちをもってるの?』と。学校では、先生に訊きたがりやと呼ばれました」ラモス氏はそう振り返る。 この10年ほど、中南米諸国の鉱業収益は、3倍の3000億ドルに急増
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