【ワシントン=山川一基】国際通貨基金(IMF)のブランシャール調査局長は9日、安倍政権の「アベノミクス」が世界経済の「新たなリスクだ」と指摘した。一方、IMFは同日、最新の世界経済見通しで、日本の2013年の実質成長率予想を前年比2・0%増に上方修正した。 ブランシャール氏は同日の会見で、世界経済の新たな懸念材料として「中国の金融システム不安や成長の鈍化」「アベノミクス」「米国の量的緩和の縮小による世界金融の不安定化」の順で、言及した。 IMFはこれまでアベノミクスを支持してきた。リスクだと指摘するのは初めてだ。 続きを読む関連記事日本だけ2%成長に上方修正 IMF経済見通し7/9〈ロイター〉日米は新たな債務削減計画が必要=IMF専務理事7/8日本の成長上方修正、1%台半ばに IMF経済見通し4/17レコメンドシステムによる自動選択最新トップニュースこの記事の続きをお読みいただくには、