先日のKDDIがETWSを広告配信に使っていたという問題、「ETWSには『その他』として地震津波以外の情報を伝えるようにできている」「商業配信に使ってもいいらしい」と言う意見をたくさんいただきました。 まず、種別について。種別(WarningType)として、以下の5つが定められています。 0地震 1津波 2地震と津波 3テスト 4その他 地震、津波はいいですね。テストも、システムのテスト用と言う意味で問題ありません。問題は「その他」。この「その他」なら、広告にでもなんにでも使っていいはず、と言う考え方。残念ながらこれは間違いです。この種別での「その他」は「その他(の警報)」を意味しています(正確には、「その他(other)の場合は、警報内容はすべて警報本文中に記載してあるものとする」と言う規定となっています)。つまり、「その他」は、地震、津波以外の何らかの天災や人災を緊急警報として通知し
携帯通信事業者各社はLTEネットワーク展開に合わせて、同ネットワークを利用した音声通話サービス「VoLTE」(Voice Over LTE)の導入も検討している。しかし、VoLTE利用時の電力消費量が従来方式の通話に比べて2倍にもなることが明らかになったという。 これは英スピーレント・コミュニケーションズ(Spirent Communications:以下、スピーレント)傘下のメトリコ・ワイアレス(Metrico Wireless)の調査で明らかになったもの。同社が実施したテストでは、現在米国内で唯一、商用VoLTEサービスを提供するメトロPCS(MetroPCS)のネットワークならびにそれに対応する「LG Connect 4G」(バッテリー容量1540mAhの端末)を利用。そして、10分間の通話で消費した電力をCDMA通話と比較。その結果、CDMAネットワークを利用した通話の場合は平均6
グーグル、携帯通信事業に参入か 米衛星大手と協議 【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は15日、米インターネット検索大手グーグルが携帯電話通信事業への参入について、米衛星放送大手ディッシュ・ネットワークと協議したと報じた。 実現すれば、米通信大手AT&Tや、ソフトバンクが買収を決めたスプリント・ネクステルと競合することになる。 同紙によると、ディッシュは携帯電話やインターネット通信に使える電波の周波数帯を保有。 、地上での携帯通信サービス事業開始のため、提携先となる複数の企業と予備的な協議をしており、グーグルはその中の1社という。 ディッシュには約1400万世帯が加入している。 http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012111601001246.html 続きを読む
先日のau LTE(800MHz)のカバレッジエリアについてのエントリは予想外の注目を集め、はてブのブックマーク数がこれまでで最高を記録したり、Twitterでのツイート数もこれまでにない伸びを見せたりと意外な程の反響に驚いています。 このau LTE(800MHz)、開始されたばかりのサービス、ということもあり注目度が高いはずですが、IT系情報サイトなどでサービスを実際に使った上での記事をほとんど見かけないのが不思議でなりません。 「山手線一周スピードテストを敢行!!」「iPhone 5 vs Android:au 4G LTEの勝者はどっちだ?」といったタイトルの記事が溢れるか、と思ったものの、私が見つけることができたのは週アスPlusの次の記事ぐらい。 auのLTEルーターは実測13Mbps BlackBerryは速度9倍に 使用しているau LTE(800MHz)対応端末がスマホで
今月2日からauの800MHzバンド利用のLTEサービスがスタートしました。 同時に対応端末も発売開始。 そしてこれまで「Coming Soon」だったLTEカバレッジエリアマップも公開になりました。 さっそくそれをチェックしてみましたが、見た瞬間ぶっ飛びました。 他キャリアと比べ「圧倒的」としか言いようのない程のカバレッジをサービス開始直後からいきなり実現しているからです。 まさかこれ程までのロケットスタートをするとは思いもしませんでした。 九州北部のau LTE(800MHz)のカバレッジエリアマップ。 蛍光ピンク色が現状でのLTE利用可能エリア、薄ピンク色が来年3月までにLTEが利用可能になる予定のエリアです(オレンジ系の色はCDMA2000のカバレッジエリア)。 大都市中心部だけでなく郊外も広くカバー、そして地方の中小都市までもがカバーされていて、他のキャリアがまだ「点」でのエリア
WiMAX ForumがTD-LTE互換機能を備えたWiMAX Release 2.1を発表したことを受け(関連記事)、UQコミュニケーションズは2012年10月31日、UQ WIMAXの次世代サービス規格として、WiMAX Release 2.1規格の採用を検討すると発表した。 Release 2.1は、多くのWiMAX事業者が採用するIEEE 802.16eベースの「WiMAX Release 1.0」と、これを進化させたIEEE 802.16mベースの「WiMAX Release 2.0」(WiMAX 2)を包含し、追加要素(Addtional Elements)として、3GPPのTD-LTEに関連する無線とコア・ネットワークの一部規定を取り入れた仕様となっている(図1)。既存のWiMAXネットワークを運用・進化させつつ、今後普及が予想されるTD-LTE端末を取り込んでいくことが可能
WiMAX製品の相互接続テストやWiMAXの技術仕様を定めるWiMAX Forumは2012年10月30日(米国時間)、米国シカゴで開催しているモバイル通信の展示会「4G World」(旧WiMAX World)において、新たなWiMAXのロードマップを明らかにし、新バージョン「WiMAX Release 2.1」を発表した。 Release 2.1は、UQコミュニケーションズなど多くのWiMAX事業者が採用するIEEE 802.16eベースの「WiMAX Release 1.0」と、これを進化させたIEEE 802.16mベースの「WiMAX Release 2.0」(WiMAX 2、関連記事)を包含し、さらにExtendedモードとして、3GPPのTD-LTEに関連する無線とコア・ネットワークの一部規定を取り入れた仕様という。つまり、Extendedモードを採用したWiMAX Rele
数年前までは高速無線通信規格としてLTEとWiMAXが争っていたが、iPhoneのLTEサポートなどによってLTE陣営が優勢な状況になっている。このような状況を受けてか、WiMAXの新バージョン「WiMAX Release 2.1」にはLTE(TD-LTE)サポートが追加されるという(日経ITpro)。これを受けて、WiMAXサービスを運営するUQコミュニケーションズはこのWiMAX Release 2.1採用を検討すると発表した(ニュースリリース)。 WiMAX Release 2.1の採用後も、既存のWiMAX機器はそのまま利用できるという。XGP規格もAXGPとしてTD-LTEサポートを行い、実質的にTD-LTEと同じものになってしまったが、WiMAXも同じ道を進むのだろうか。
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AppleがLTE対応の「iPhone 5」を発表したことで、KDDIとソフトバンクモバイルからもLTEサービスが提供されることになり、日本のLTEネットワークの選択肢が一気に4社に広がることになった。 2011年の「iPhone 4S」発売時、KDDIはエリアの広さ、つながりやすさをウリに他のAndroidスマートフォンと変わらない、ソフトバンクモバイルよりも若干高めの料金でサービスを提供した。しかしiPhone 5では、発売に合わせて「4G LTE」サービスを開始。iPhone 5向けには、2年契約で基本料金980円、インターネット接続サービス315円、LTE対応パケット通信料は5460円のフラットプランを用意した。4G LTEは、月間の通信量が7Gバイトを超えると通信速度が128kbpsになる(2620円を払うと追加で2Gバイト分利用できる)というドコモと同じ体系だが、iPhone
総務省が6日、LTE回線を用いた音声通話(VoLTE)に関する技術基準を策定したことを明らかにした。早ければ2013年夏頃にも対応スマートフォンが発売される見通し。 総務省が開催するIPネットワーク設備委員会では、かねてより通信キャリアなどとVoLTEの導入について検討を進めており、今回策定した技術基準をもとに、今年度末にも省令として施行したいとのこと。 VoLTE導入は世界的な流れに 既に国際的な標準仕様は2010年9月に凍結されており、2012年度には韓国のKT、LG U+などのオペレータが、2013年度には米国の主要キャリアがVoLTEのサービスを開始する計画だ。 日本もこれに遅れまいと、既にNTTドコモが導入方針を発表済み。今回、総務省の方針が固まったことで、他のキャリアもこれに続く見込みだ。 現在、NTTドコモとイー・アクセスがサービスを提供しているLTEの回線は、全てデータ通信
米国などを皮切りに携帯版IP電話「VoLTE」の導入が始まる。売り物は、高音質電話やメッセージ通信などの高度サービス。スカイプなどのOTTへの対抗策としても期待を集めている。 LTEの音声対応の最終形となるIMS(IP Multimedia Subsystem)ベースのモバイルIP電話「VoLTE(Voice over LTE)」によるサービスが、いよいよスタートする。 先陣を切るのが、3GでCDMA2000方式を採用している海外の3事業者だ。(1)米国最大の携帯電話事業者で2010年末にLTEサービスを開始したベライゾン・ワイヤレス、(2)同年9月にLTEを導入した米国第5位のメトロPCS、(3)昨年7月にLTEの展開を開始した韓国のLGUプラスが、2012年中にサービスを開始する見込みだ。 2013年には、米AT&Tや北欧のテリアソネラなど相当数の事業者がVoLTEの導入に踏み切ると見
イー・アクセス、下り最大150Mbpsに対応した「Pocket WiFi LTE」を発表:LTE Category4をサポート イー・アクセスは6月6日、「EMOBILE LTE」に対応したHuawei製のデータ端末「Pocket WiFi LTE(GL04P)」を発表した。7月に発売する。 GL04Pは、これまでの下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsの高速通信サービスに加え、新たにLTEの「UE Category4」規格にも対応したモバイルWi-Fiルーター。UE Category4は、20MHzの帯域幅を使うことで、仕様上の最大通信通信は下り150Mbps/上り50Mbpsを誇る。ただし、イー・アクセスはLTE向け1.7GHz帯で20MHzの帯域幅を保有していないため、発売後も当面は下り最大75Mbpsでのサービスを継続する。またEMOBILE LTEエリア以外では、下り最大42
「ワイヤレスジャパン2012」の最終日となる6月1日、第4世代(4G)のモバイルインフラ構築に向けた取り組みについて語る「4G&次世代モバイルインフラ構築フォーラム」が開催された。 総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課長の田原康生氏は「ワイヤレスブロードバンド実現に向けた政策動向」と題する講演で、900MHz帯・700MHz帯の割り当てや、4Gに向けた新たな周波数帯の確保など、次世代通信に向けた総務省の取り組みについて説明した。 年間約2倍のペースでトラフィックが増加 田原氏は冒頭、携帯電話サービスの現状について触れ、日本では2011年度末時点で、3GとLTEを含めた携帯電話の加入者数が1億2800万となり、人口普及率が100%を超えたと説明。さらに世界に目を向けると、プリペイド契約を含めた加入者が昨年末時点で約60億、人口普及率で85%にも達しているという。 スマートフォンの普及も
Appleは「新しいiPad」のLTE対応モデルについて、モデル名表記をこれまでの「Wi-Fi+4G」から「Wi-Fi+Cellular」に変更した(Engadget 日本版の記事、 Engadget 日本版の記事(2)、 AV Watchの記事、 CNET Japanの記事)。 新しいiPadはLTE通信サービス(4G)に対応していることから「Wi-Fi+4G」と表記されてきたが、日本のように対応周波数の関係でLTEが利用できない国や地域もあり、混乱を招いていた。海外では先週からすでに名称が変更されていたようだが、日本でも現在はAppleやソフトバンクモバイルのWebサイトで表記が変更されている。
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