不倫騒動の渦中にあるタレントのベッキーさんがテレビCM出演していた、ローソン、太田胃散、花王、スズキなど10社は、一斉にCM契約の更新取りやめに動くことになった。YouTubeで公開していた動画や自社サイト上の画像も削除、差し替えである。解散危機を脱したSMAPについても、ユニバーサル・スタジオ・ ジャパンの大使を務め、セブン&アイ・ホールディングスではCM出演のほか番組連動のビストロ弁当を販売するなどしており、スポンサーに与えた影響は大きい。デジタル部門のマーケッターとしても、自社のイメージキャラクターにスキャンダルやトラブルが生じた際の怖さを痛感せざるをえない出来事だった。