Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

タグ

科学に関するkazutoxのブックマーク (136)

  • STAP細胞事件10年〜日本の科学界は変わったか(榎木英介) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    STAP細胞論文発表から10年 2024年1月29日。 この記事が公開された日。この日に何の意味があるか、ピンとくる人は少ないだろう。 この日は、STAP細胞に関する論文2報がNature誌に掲載されてから10年にあたる日だ。 理研、万能細胞を短期で作製 iPS細胞より簡単に(日経新聞ウェブサイト 2014年1月29日 21:00公開) いわゆる「万能細胞」を手軽に作れる方法を見つけたとしてNature誌に掲載された論文の報道が解禁された。画期的な研究成果と、筆頭著者の方が若手の研究者だったこともあって、日国内が熱狂に包まれた。 しかし、その論文にその後捏造、改ざん、盗用の研究不正があったことが発覚し、論文は撤回された。ワイドショーが連日取り上げるなど、大きな話題となった。 当時私もこのYahoo!ニュース個人に記事を何か書かせていただいた。 早稲田大学の博士論文調査~日の科学界が失

    STAP細胞事件10年〜日本の科学界は変わったか(榎木英介) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • ABO式血液型の遺伝様式をめぐる2つの仮説 - NATROMのブログ

    オーストリアのカール・ラントシュタイナーによってABO式血液型が発見され、輸血医学の基礎が築かれたことは有名だ。1930年にラントシュタイナーはノーベル医学・生理学賞を受賞した。輸血の歴史については ■「血液は生理塩水で代用できるから輸血は必要ない…」そんな荒唐無稽なデマの裏事情を医師が解説 動物の血を輸血した昔から、人の血を安全に輸血できるようになった今まで | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) に書いた。輸血とは直接は関係ないが、ABO式血液型の遺伝様式が決定された歴史も興味深い。私は、もう20年以上も前、大学院生のころにはじめて知ったのだが、じつにエレガントに問題を解決しており、いつかこの話を書きたいと思っていた。数式がたくさん出てくるこの話は難解だが、個人ブログだし、少しぐらい難しくてもいいだろう。細かい数式はわからなくてもなんとなく雰囲気を感じていただ

    ABO式血液型の遺伝様式をめぐる2つの仮説 - NATROMのブログ
  • 古代~中世~近代の天文学史にありがちな誤解 - QmQの日記

    プトレマイオスは円をたくさん使うか? まず、プトレマイオスは惑星の黄経の説明には円を二つしか使わない。そんなに円をたくさん使ったら、古代の貧弱な数学では使いこなせません。そして、後世も円の数は増えません*1。「現象に合わせるために円の数を増やして対応したが、複雑になりすぎて崩壊した」といった解説も昔はよくあったのですが、ほとんどフィクションと言って良いと思います。 データに合うだけなのか?円に意味はないか? 各々の円には、割合とはっきりとした意味があります。プトレマイオスも惑星の動きと太陽の動きに関係があることは気が付いており、二つの円の片方は太陽の影響、すなわち地球の自転の効果を表現しています*2。 その結果プトレマイオスの理論は、惑星の距離の変動も正確に再現してくれます。惑星までの距離は当時計測できませんから*3*4、これは奇跡といってよいと思います*5*6。 のちに、コペルニクスはプ

    古代~中世~近代の天文学史にありがちな誤解 - QmQの日記
  • 「種の保存のための進化」はどこが誤りなのか|河田 雅圭

    レミングの集団自殺? レミングとは、主にツンドラ地域に生息するネズミの仲間で、3年から4年周期で個体数が急激に増減することが知られている。特に、レミングイヤーと呼ばれる年には、その数は激増し、集団移動をすることがある。この集団移動の時に、多くの個体が海に飛び込み「集団自殺」をするという"迷信"が広まった。この迷信の原因の一つが、1958年に制作された「白い荒野」というディズニー映画である(ムービー1)。この映画では、レミングが崖から飛び込んで集団自殺する行動が写されている(以下映像のムービーの1分30秒あたりでレミングが海に身をなげる)。 ムービー1. ディズニー映画「White Wilderness(白い荒野)」のディズニー映画。 Wood(1) の記事によると、この映画はいわゆる「やらせ」で、レミングが海に飛び込むシーンは、ディズニー映画制作者たちに投げ入れられて撮影されたもの

    「種の保存のための進化」はどこが誤りなのか|河田 雅圭
    kazutox
    kazutox 2022/03/21
    「生物はなぜ死ぬのか」ってあかんのか。ブルーバックスかと思ってたら講談社現代新書だった。
  • 心理学・行動経済学等の著名な研究論文が次々に追試失敗【心理学】|手記千号

    心理学の研究論文は再現性が低いことが指摘されていました。再現性が低くなる原因は、学界全体に「疑わしい研究手法 (QRPs)」が蔓延していたことにあるとみられます。 現在は学界全体をあげての対策が行われているようです。研究の事前登録、データの公開、追試などが重視されるようになっています。 学界は正しい方向に進んでいるようですが、だからこそ、重要な発見だとみなされてきた過去の研究成果が次々に覆されているようです。 少々調べましたが……、いやはやこれは……脱力しました。心理学以外の分野でも援用されている有名な研究たちが、あれもこれも。興味を引かれたものに重点をおきつつ、ざっくりとメモ的にまとめておくことにします。 2021年9月12日追記 追試というのは、1年半以上かかるものも珍しくないようです。かなりの時間・精神力・体力を要するのに対して、見返りが少ないものといいます。この記事では多くの研究の

    心理学・行動経済学等の著名な研究論文が次々に追試失敗【心理学】|手記千号
  • 貝の『肉抜き』話

    軟体動物多様性学会【公式】 @SocStudMollDiv 先ほど社寺林さん@Amphidromusと微小陸貝の肉抜きの情報交換をしていて、また飯島元会長の下記ツイートなど拝見しつつ、貝人にとって肉抜きは必須キーワードと再認識しました。因みに「貝人」とは、貝類に強い愛着と継続的な執着を併せ持つ研究者+愛好者の総称で、茶人・歌人・俳人等に似た響き.. twitter.com/a_iijimaa1/sta… 飯島明子 💉×5 😷 @a_iijimaa1 イモガイ類の軟体部は、巻物みたいになって収まっている…。当たり前といえば当たり前なんだけれど、こうやって肉抜きされたところを見ると、ちょっとびっくり。(綺麗な肉抜きは日の貝屋さんたちのお家芸なのだとか) twitter.com/sitokairui/sta… 軟体動物多様性学会【公式】 @SocStudMollDiv の雅語です。「貝屋」

    貝の『肉抜き』話
    kazutox
    kazutox 2021/08/30
    面白い
  • 物理学に美しさは必要か? という根本的な問題提起──『数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠』 - 基本読書

    数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠 作者:ザビーネ・ホッセンフェルダー発売日: 2021/04/09メディア: Kindle版物理学者は、自然法則の中に理論の自然さや美しさ、対称性、単純さ、統一性を求める。それは、自然法則はエレガントでシンプルなものであるべきなので、それを判断基準にすべきだ、という思想があるからだし、現在の素粒子物理学の世界は簡単な実験は終わってしまって難しい実験ばかりが残り、仮説を考えようにもデータがなく「自然さ」や「美しさ」といったとっかかりが必要だからという背景もある。 しかし、美しさや単純さは主観的な価値観であり、物理法則とは無関係だ。科学は芸術ではないし、人間の自然さの感覚に沿う理由も存在しない。ではなぜ科学では「自然さ」や「美しさ」が重視されているのだろうか。書『数学に魅せられて、科学を見失う』は、まさにそうした「美しさ」と「物理学」を

    物理学に美しさは必要か? という根本的な問題提起──『数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠』 - 基本読書
  • 「数学の常識」が確立したのは意外に新しい 『小数と対数の発見』 | BOOKウォッチ

    数学というと敬遠してしまう向きが圧倒的に多いことだろう。書『小数と対数の発見』(日評論社)は一般向きのとはちょっといいにくい。ただ団塊の世代には懐かしい著者の名前を見て手に取る人もいるかもしれない。 著者は1960年代後半から70年代初めにかけて全国を吹き荒れた学園闘争の指導者で、東大全共闘代表を務めた。当時は東大理学部物理学科の大学院博士課程に在学中だったが、大学院を中退し、その後は長く駿台予備学校の講師を務めている。予備校で教えるかたわら地道な科学史研究を続け、近世物理学の幕開けを叙述した『磁力と重力の発見』(2003年、全3巻、みすず書房)は毎日出版文化賞、大佛次郎賞などを受賞、海外でも翻訳された。その後、『十六世紀文化革命』(全2巻)『世界の見方の転換』(全3巻)と続く科学史3部作は2014年に完結した。書はその副産物として生まれたものだという。 60進小数の後、ようや

    「数学の常識」が確立したのは意外に新しい 『小数と対数の発見』 | BOOKウォッチ
    kazutox
    kazutox 2020/12/04
    山本義隆、科学史3部作の副産物
  • Do humans really have a killer instinct or is that just manly fancy? | Psyche Ideas

    kazutox
    kazutox 2020/08/16
    通俗的な「暴力本能」観を広めた60年代のアードレイとローレンツのベストセラー
  • 事実に誠意を

    これから書くことはほとんど、これまでも繰り返し申し上げてきたことと変わりない。が、同じ質問は繰り返し受けているので、再度申し上げる次第である。なお、海外からも同様の問い合わせが多いので来であれば英語でも同じ内容の文章を用意すべきだが、時間の関係で割愛させてください。Chromeかなにかでそれぞれ母国語に訳してお読みいただけると幸いです。なお、稿は特に感染症学の基礎知識やジャーゴンを知らなくても読めるように工夫はしているが、それなりに難解な内容だ。その点はご容赦いただきたい。 日COVID-19報告数が諸外国に比べて非常に少ないことに内外から注目が集まっている。あれは当なのか。検査数が少なすぎて、実際の感染者数を見誤っているのではないか、という指摘がある。 しかし、この指摘はいろいろなレイヤーにおいて間違っている。そもそも、日COVID-19の全数把握を目指していない。行政検査

    事実に誠意を
    kazutox
    kazutox 2020/03/27
    "演繹法は帰納法やアブダクションで補完するのが、学問の基本であり、臨床医学の常識である。"
  • 「感染症は実在しない」あとがき

    昔書いた「感染症は実在しない」を集英社から仕立て直して出してもらうことになりました。「あとがき」を追記したので、どうぞ。 英国がCOVID-19対策で、他国と異なる対応を取ると表明したとき、世界は驚いた。国民の多くにあえて感染を許容させ、集団免疫をつけさせようというのだ。かなりの「奇手」と思った(英首相の「降伏」演説と集団免疫にたよる英国コロナウイルス政策(小野昌弘) - Yahoo!ニュース [Internet]. Yahoo!ニュース 個人. [cited 2020 Mar 19]. Available from: https://news.yahoo.co.jp/byline/onomasahiro/20200315-00167884/)。 ところが、事態は二転三転する。この感染許容策に多くの専門家が批判を寄せた。議論が繰り返され、結局、英国は他国同様、保守的で「普通の」感染対策を行

  • The female scientist who changed human fertility forever

    kazutox
    kazutox 2020/01/23
    Missed Genius シリーズ、1944年、ヒト卵の体外受精に成功したMiriam Menkin
  • 『プリンシピア 自然哲学の数学的原理』世界の大古典は、案外簡単に読めるもの - HONZ

    科学者ニュートンはだれでも知っているが、彼の著作を読んだ人はめったにいない。その理由は、300年以上も前に書かれた分厚いで、内容が数学だらけで、翻訳してもとても読めたものではない、と信じられているからだ。 しかし、それは間違っている。このたび理工書の老舗、講談社ブルーバックスから日語版(全3巻)が刊行され、何と意外に読めるのである。そこで「科学の伝道師」を標榜する地球科学者が、文系読者の視点で読み解いてみよう。 現代は科学技術なしに語ることができないが、その基礎を作った物理学者がアイザック・ニュートン(1642~1727)だ。1687年に刊行された『プリンシピア 自然哲学の数学的原理』(Philosophiæ Naturalis Principia Mathematica)にそのエッセンスが書かれており、世界中で『プリンシピア』もしくは『プリンキピア』(Principia)と略称されて

    『プリンシピア 自然哲学の数学的原理』世界の大古典は、案外簡単に読めるもの - HONZ
  • Philosophy of Science Books in Japanese

     科学哲学日語ブックガイド (最終更新 2023年12月18日) 伊勢田哲治 近年日語でよめる科学哲学の書籍も増えてきたが、そのためどういう順番で何を読めばよいかわからないという問題も生じている。科学哲学に関する情報も最近はかなりインターネットで調べられるようになってきたが、中途半端な知識で書かれた不正確なものも多く、信頼できる書籍の重要性は以前と変わらない。 リストに収録しているのは日語の書籍(一部論文)のみである。英語に特に抵抗がないなら、専門外の人でもStanford Encyclopedia of Philosophyなどの英語の情報源に向かった方が効率よく科学哲学の研究動向を知ることができる。 凡例 ・紹介した中には絶版書も多いが、図書館等で利用できるだろうことも踏まえて、特に入手可能なものとそうでないものを区別はしていない。 ・科学哲学を專門としない人が読むことを想定

    kazutox
    kazutox 2019/11/04
    科学哲学日本語ブックガイド、伊勢田哲治
  • Eat Less Red Meat, Scientists Said. Now Some Believe That Was Bad Advice. (Published 2019)

    The health effects of red meat consumption are detectable only in the largest groups, researchers concluded, and advice to individuals to cut back may not be justified by available data.Credit...Paul J. Richards/Agence France-Presse — Getty Images Public health officials for years have urged Americans to limit consumption of red meat and processed meats because of concerns that these foods are lin

    Eat Less Red Meat, Scientists Said. Now Some Believe That Was Bad Advice. (Published 2019)
    kazutox
    kazutox 2019/10/03
    何食ったら健康に悪いの調査は難しい
  • 「謎水装置」から学ぶニセ医学の手口 - NATROMのブログ

    「謎水装置」は血中酸化ストレスを減少させると主張されている 「株式会社日システム企画」が製造販売する、配管内の赤錆を黒錆に変えて赤水を解消する効果があると称する「NMRパイプテクター」という商品がある。福岡市営地下鉄に広告が出ているのを見たことがある。さて、私も寄稿した『RikaTan(理科の探検)』 2019年4月号において、京都女子大学名誉教授(理学博士)である小波秀雄氏によるNMRパイプテクターに対する批判が掲載された。現時点(2019年9月18日)では以下のリンク先で読める。 ■「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々 「物理的には何の意味もないガラクタでしかない」とバッサリだ。私は医学系の人間であるので、赤水解消効果についてではなく、生物学・医学関連の考察を試みたい。すでに医学的な考察は以下にリンクする「五木クリニック | 院長ブログ」で行われているが、私は違った角度

    「謎水装置」から学ぶニセ医学の手口 - NATROMのブログ
    kazutox
    kazutox 2019/09/18
    “装置にまったく効果がなくても、何度も実験を繰り返せばそのうちに偶然に有意差が出る。”
  • 「飛行機がなぜ飛ぶか」分からないって本当?

    「飛行機がなぜ飛ぶか」分からないって本当?
  • 進化心理学は疑似科学である 【書評・上】進化心理学から考えるホモサピエンス : 九段新報

    九段新報 犯罪学オタク、新橋九段によるブログです。 日常の出来事から世間を騒がすニュースまで犯罪学のフィルターを通してみていきます。 今回は近年出版された、進化心理学の入門書です。著者は2名とも社会学者であり、社会学に進化心理学の観点を導入したパイオニアとして知られているようです。 私がこのを手に取ったのは、『東大教授がまたセクシャルマイノリティについて適当なことを書いた』で論じたように常々進化心理学の妥当性に疑問を抱いていたからです。今までにも進化心理学の著書はいくつか(『人が人を殺すとき 進化でその謎をとく』など)読みましたが、限られた分野のものであって全般的な知見を網羅したものではありませんでした。 進化心理学は多くの前提を置いていますが、実際にはその前提が正しいということそれ自体は照明できていません。そういうわけで、入門書としての立場を押し出している書を読めば、その疑問が氷解す

    進化心理学は疑似科学である 【書評・上】進化心理学から考えるホモサピエンス : 九段新報
  • The Baloney Detection Kit: Carl Sagan’s Rules for Bullshit-Busting and Critical Thinking

    Carl Sagan (November 9, 1934–December 20, 1996) was many things — a cosmic sage, voracious reader, hopeless romantic, and brilliant philosopher. But above all, he endures as our era’s greatest patron saint of reason and critical thinking, a master of the vital balance between skepticism and openness. In The Demon-Haunted World: Science as a Candle in the Dark (public library) — the same indispensa

    The Baloney Detection Kit: Carl Sagan’s Rules for Bullshit-Busting and Critical Thinking
    kazutox
    kazutox 2019/04/01
    2014年の記事、カール・セーガン The Demon-Haunted World https://www.amazon.co.jp/dp/4150503567/
  • The blind spot of science is the neglect of lived experience | Aeon Essays

    The problem of time is one of the greatest puzzles of modern physics. The first bit of the conundrum is cosmological. To understand time, scientists talk about finding a ‘First Cause’ or ‘initial condition’ – a description of the Universe at the very beginning (or at ‘time equals zero’). But to determine a system’s initial condition, we need to know the total system. We need to make measurements o

    The blind spot of science is the neglect of lived experience | Aeon Essays
    kazutox
    kazutox 2019/02/05
    科学的客観主義について