[資料掲載] MyData Japan カンファレンス2024でのわたしの資料「デジタルアイデンティティはどこに向かうのか」を公開します
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去る6月18日に犯罪対策閣僚会議から「国民を詐欺から守るための総合対策」1が出ました。 この文書は、詐欺被害を防ぐための包括的な対策をまとめたもので、主に以下のポイントを挙げています。 「被害に遭わせない」ための対策 SNS投資詐欺、ロマンス詐欺、フィッシングに対する広報・啓発、広告審査、フィッシングサイトの閉鎖促進、クレジットカード不正利用対策など。 「犯行に加担させない」ための対策 闇バイト情報の収集・削除、教育・啓発、リクルーターや連絡手段の対策、不正利用の通報体制の構築など。 「犯罪者のツールを奪う」ための対策 本人確認の強化、預貯金口座や暗号資産の不正利用防止、違法な労働募集の排除など。 「犯罪者を逃さない」ための対策 匿名性が高い犯罪グループの実態解明、マネー・ローンダリング対策、財産的被害の回復推進など。 これらの対策を通じて、詐欺被害の防止と安全・安心な社会の実現を図ること
まずはじめにアイデンティティ業界の人へ とりあえず、アイデンティティに関心のある人は、本書『メタバース進化論』を読んだほうが良い。メタバース・バ美肉として現実の物理的制限から存在を解き放ち、抽象空間で取り扱うことができるようになることによって、アイデンティティとプライバシー管理の課題や要件がこんなにも明確になるのか!曰く そもそも「アイデンティティ(自己同一性)とは、私たちが私たち自身をどのようなものと捉えるかという「認識」であり、他者や社会からそれが認められているという「感覚」のことです。 物理現実では、基本的に生まれたままの名前・姿・声を受け入れるしかありませんでした。つまり、アイデンティティとは「与えられる」ものでした。 基本的には与えられた固定のものを「受け入れる」しかなかった物理現実時代のそれとは違い、メタバース時代のアイデンティティは自由に「デザインする」ものになり、「なりたい
3月8日にX(旧Twitter)でお知らせしましたが、EU Digital Identity Wallet の Reference Implementation が公開されました。 EUDI Wallet Reference Implementation が出たようです。自分でコンパイルしないと使ってみることできなさそうですが。Open Wallet FoundationのメーリスではUX悪すぎと話題w https://t.co/KsFQPsUQ3y — Nat Sakimura/崎村夏彦 (@_nat) March 8, 2024 GitHubのアドレスは、こちらです。曰く: EUDIウォレットリファレンス実装は、アーキテクチャリファレンスフレームワーク(ARF)に基づいて構築され、欧州連合全体の共通規格に基づくデジタル識別、認証、電子署名のための堅牢で相互運用可能なプラットフォームを紹
行政のデジタル化を進めるために導入されたマイナンバー制度だが、情報の誤登録や個人情報漏洩などのトラブルが相次ぎ、活用はなかなか進んでいない。ジャーナリストの大門小百合さんは「5月に訪問したフィンランドでは、個人番号制度に基づいた行政サービスのデジタル化がかなり進んでおり、役所に行かなくてもほとんどの手続きがスマホで完結する。情報管理の透明性が高く、制度に対する国民の信頼が高いことが、日本との大きな違いではないか」という――。 デジタルパスポートの試験運用を開始 マイナンバーをめぐるトラブルが後を絶たない。健康保険証と一体化した「マイナ保険証」に他人の情報が登録されていたり、マイナンバーと紐づけた公金受取口座が他人や家族名義だったり、さらには個人情報が漏洩したというケースもある。開始から2年たった今も、マイナ保険証の利用率は5%以下と、低迷したままだ。 ただ、日本でこうしてトラブルが相次ぎ、
ユーザーが実在する人間であることを証明できるよう、Sam Altman氏が採用したのは虹彩スキャンだ。 OpenAIの最高経営責任者(CEO)であるSam Altman氏が米国時間7月24日に正式に立ち上げた仮想通貨プロジェクト「Worldcoin」(WLD)は、ユーザーに「World ID」を発行することによって、デジタル認証プロセスを再定義することを目指している。World IDは、そのIDの所有者が実在する人間であることを証明するものだ。 OpenAIが「責任ある」AGI(汎用人工知能)の構築に向けて取り組みを進める中、 Altman氏は、「ChatGPT」のようなAIチャットボットが高い人気を集めていることを踏まえ、人間のプライバシーを守ることの必要性を認識しているようだ。生成人工知能(AI)をはじめとするAI技術の進歩に伴い、実在しない偽のアイデンティティやボットを作成・運用しや
あけましておめでとうございます。@_natこと崎村夏彦です。2020年はプライバシーに関してもデジタル/アイデンティティに関しても様々な動きがあった年でした。2021年の年頭にあたり、2020年の動きを振り返り、その上で2021年を展望してみたいと思います。 コロナ禍とプライバシー 2020年の出来事で何が一番大きなことであったかというと、やはりコロナ禍でしょう。これによって、欧米でも5年分といわれるサイバー大陸シフトが起きました。遅れていた日本では10年分にもなるかもしれません。業務のうち可能なものはZoomなどを利用したリモート業務に移行し、リモート化を阻害するハンコなどもできる限り廃止しようという動きが表面化しました。 こうしたリモート会議やリモート授業に関して真っ先にプライバシー上の課題としてクローズアップされたのが「Zoombombing」とよばれるものです。これは、Zoomに代
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