2018年現在、Webサービスの認証方式はIDとパスワードを用いたものが主流です。しかし、さまざまなWebサービスを利用していると、どのサービスにどんなパスワードを設定したか分からなくなったり、推測されやすいパスワードは不正利用のリスクもあるなど、多くの課題を抱えているのが現状です。 このような状況のなか、「WebAuthn」というパスワードに依存しない認証を実現する仕様が、ウェブ標準の最終形の「勧告」の一つ前の段階である「勧告候補」になりました。本記事では、その「WebAuthn」の特徴やメリット、今後の課題について解説します。 昨今、スマートフォン等の普及もあいまって、便利なクラウドサービスやWebサービスが次々と出現し、Webサービスの利用は我々の生活に欠かせないものとなってきています。皆さんも日常的に多数のWebサービスを利用していると思いますが、そこで問題になるのは、やはり、パス
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