量子超越 量子コンピュータが世界を変える 作者:ミチオ・カクNHK出版Amazonこの『量子超越』は物理学者として知られ『サイエンス・インポッシブル』など数々の一般向けのサイエンス本の著作があるミチオ・カクの最新作。今回のテーマになっているのは副題に入っていることからもわかるように、「量子コンピュータ」だ。 その仕組みや、そもそもこれがどういう理屈と発想のもと生まれたのかという歴史の話から始まるが、それ以上に本書で中心になっているのは「ちまたで騒がれている量子コンピュータが実用化された時、社会にどんなインパクトをもたらすのか?」という部分だ。先日もNVIDIAのCEOが、量子コンピューターの実用化は20年先となる公算が大きいと見通しを示したことで量子コンピューティング関連の株が軒並み30〜40%強急落したが、そもそも量子コンピュータの実用化とはどのような状態のことなのか? 本当に20年先に
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