ノーベル賞の授賞式が近づいてきました。スウェーデンのストックホルムでは関連の行事が行われ、市内にあるノーベル博物館にはたくさんの人が詰めかけるなど盛り上がりを見せています。私たちはノーベル医学・生理賞の選考に関わるノーベル委員会のメンバーにインタビューをして、受賞者選考のある重要なことを聞くことができました。それは、ノーベル賞は「教授が受け取るべき」か、それとも「実際に実験をした人が受け取るべき」なのか。ノーベル委員会のメンバーは大切な考え方があることを明かしました。 そこで待っていてくれたのはカロリンスカ研究所教授のトーマス・ペールマンさんです。 ノーベル医学・生理学賞の選考を担当する委員会のメンバーです。 ことし10月1日に受賞者を発表した時に、「タスク・ホンジョ!」と、名前を読み上げた、まさにその人です。 本庶さんを選んだ理由などを聞いた後、長く気になっていたことを尋ねました。 それ