ニュースサイトやSNSを通じて、湯水のごとく膨大な情報が消費者に届けられる現代社会。人々は朝起きたときから夜寝るまでの間、常に情報を脳内で処理しており、自らも誰かとつながるためにSNSで情報を発信している。頭や気持ちを休める時がないといっても過言ではなく、こうした日常に疲れを感じている人も少なくないだろう。 こうした世の中で、どうやって私たちは心と頭に大きな負荷となる“荷物”を軽くすればいいのか。僧侶である小池龍之介氏が朝日インタラクティブを来社し、講演を行った。 小池氏は、東京大学教養学部卒。神奈川県鎌倉市の月読寺、山口県山口市の正現寺で住職として活動する傍ら、2003年にウェブサイト「家出空間」を開設したり、一般向けに座禅指導などを展開。「煩悩(ストレス)フリーの働き方。」「しない生活」「煩悩を静める108のお稽古」など、ストレスを抱える現代社会に向けた、数多くの著書を発表し、全国で講