「これからエキサイティングで感動的なものを初めて公開します。これはAGI(汎用人工知能)に有意義な貢献をする可能性があると思います」テスラのCEO、イーロン・マスク氏はステージ上でこう切り出した。 ヒト型ロボット「オプティマス」の試作機を初披露 テスラは9月30日、米カリフォルニア州パロアルト市の研究開発拠点で開いたイベント「AIデー」において、ヒト型ロボット「オプティマス」(旧「Tesla Bot」)の試作機を初めて披露した。 ロボットはハンガーケーブル(ロボット転倒防止のための吊り下げロープ)なしの状態で二足歩行し、観客に手を振ってアピールすると、大歓声があがった。試作機は身体を覆うカバーはなく、アクチュエーターや基盤、ファン、ケーブルなど機械部品がむき出しの状態で登場した。Wi-FiとLTEで通信を行う。 足取りは遅く、おぼつかないところもあり、常にテスラの技術開発に過大な期待を抱く
