南アフリカの起業家、Grant Abrahamseさんが2010年W杯(World Cup)南アフリカ大会用に作ったキーホルダー(2009年10月27日撮影)。(c)AFP 【5月19日 AFP】最近、南アフリカの新聞に「国際サッカー連盟(FIFA)共和国にようこそ」という見出しが掲載された。「自分たちの」サッカーW杯をFIFAが支配していると感じている南アフリカ人の不満を表しているのだ。 ■キーホルダーがFIFAの著作権に違反 「W杯で利益を得るのは、FIFAだけだ」と不満をこぼすのは、Grant Abramhamseさん。彼は、キーホルダーを作ってW杯開催中にサッカーファンに販売しようと考えている意欲的な起業家だ。 ところが、FIFAは彼に、南アフリカの国旗と「2010」という年号、地元に愛されるトランペット「ブブゼラ」をあしらったキーホルダーは著作権に違反すると通告してきた。 「ダビ