ドイツ・ミュンヘン(Munich)で撮影された、ベニト・ムソリーニ(Benito Mussolini、左)とアドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler、1937年9月25日撮影)。(c)AFP 【11月18日 AFP】イタリアの独裁者ベニト・ムソリーニ(Benito Mussolini)は、アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)を「大いなるロマンチスト」と呼ぶほどの熱烈な反ユダヤ主義者で、ローマ法王を毛嫌いしていた――。ムソリーニの愛人だったクラレッタ・ペタッチ(Claretta Petacci)の日記を基にした新著『Secret Mussolini』で明らかになった。同書はペタッチの1932~38年の日記を基にしたもので、18日からイタリア国内で発売される。 伊紙コリエレ・デラ・セラ(Corriere della Sera)が16日に掲載した同書の抜粋によると、1938年8月4