【ヒューストン=花房良祐】米航空宇宙局(NASA)は7日、航空宇宙大手ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」の地球帰還が遅れている問題を巡り、同船の安全が確認できなかった場合はスペースXの「クルードラゴン」で国際宇宙ステーション(ISS)にいる飛行士を帰還させる代替案を示した。スターライナーが有人帰還できない可能性に言及した。NASAが7日、記者会見を開き、スターライナーを巡る現状を説明した

オリオン宇宙船に乗っていた3体のマネキンを回収→分析へ2024.01.24 16:3549,594 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( たもり ) 2023年1月28日の記事を編集して再掲載しています。 アルテミス1ミッションで打ち上げられたNASAの宇宙船オリオンは無人だったものの、3体のマネキン人形が搭乗していました。深宇宙が人体に及ぼす影響や、オリオンと放射線防護ベストの人体を守る能力を確かめるため、船内から回収された後は詳しく分析されることになっています。 オリオンは25日間に及ぶ月周回の旅を経て、現地時間の12月11日に太平洋に着水。NASAの新型ロケットスペース・ローンチ・システム(SLS)とオリオンをお披露目したアルテミス1実証ミッションは、大成功を収めました。このミッションが、今度は宇宙飛行士を乗せて同じ旅路を繰り返すアルテミス2の土台とな
NASA、宇宙から持ち帰ったサンプル入り箱のフタが開かない2023.10.24 23:00507,745 Passant Rabie - Gizmodo US [原文] ( そうこ ) 宇宙探査機オサイレス・レックスが、小惑星ベンヌのサンプルを回収。サンプル入りカプセルを地球に投下したのが9月。カプセルは無事回収され、その画像も公開されていました。すべて順調と思われていたミッションですが…。 なんと開かないんですって、カプセルのフタが。 くっ、開かない!打ち上げも飛行もサンプル採取もカプセル回収もうまくいったのに、開きません。カプセルのフタが開きません。中には、大事なだいじな小惑星のサンプルが入っているというのに! NASAのブログによれば、カプセル開封のため試行錯誤はしてみたものの、フタの留め具35個のうち2つがどうしても取り外せないそう。 地球外サンプルなので、力自慢がこじ開けたり、包
ブラックホールは巨大な恒星が自身の重力に耐えきれず崩壊してできる、光すら脱出できないほど超高密度かつ大質量の天体だとされています。ところが、ジョンズ・ホプキンス大学の理論物理学者らが新たに発表した論文で、「ブラックホールだと思われていたものは、実はブラックホールのように見える別の存在かもしれない」と主張しています。 Imaging topological solitons: The microstructure behind the shadow https://doi.org/10.1103/PhysRevD.107.084042 Black Holes Might be Defects in Spacetime - Universe Today https://www.universetoday.com/161291/black-holes-might-be-defects-in-sp
宇宙飛行士の最終選抜が行われた宇宙探査実験棟の宇宙探査フィールド=相模原市のJAXA相模原キャンパスで2023年1月19日午後7時58分、垂水友里香撮影 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日、14年ぶりに宇宙飛行士を選ぶ最終選抜の試験会場の一つである、JAXA相模原キャンパス(相模原市)の宇宙探査実験棟を報道陣に公開した。最終選抜には男性8人、女性2人の計10人が進んでおり、2月下旬に若干名の新たな飛行士が選ばれる。 【試験はこんな場所で…写真で見る】 実験棟の宇宙探査フィールド(400平方メートル)には、月面の砂(レゴリス)や日射を再現した。試験自体は公開しなかったが、JAXAによると、候補者は3チームに分かれ、自作したミニサイズの探査ローバーを遠隔操作。防じん服を着て歩き、月面を歩いた様子を英語で伝える面接試験を受けたという。 最終選抜は1月10日に始まり、他に海外の施設なども使う
この画像を大きなサイズで見る 『Journal of Geophysical Research』(2022年12月19日付)で発表された研究によると、火星のクレーターには宝石「オパール」の原石が大量に存在しているという。 これは科学的にも重要なことだ。というのも、オパールはその辺りに豊富な水が存在するというサインだからだ。 それは火星の地下が地表よりもずっと生命に優しい環境である可能性を示唆するとともに、将来的なミッションで水源としても期待することができる。 火星のクレーターの亀裂にある明るい岩石の謎 NASAの探査機「キュリオシティ」 は、過去10年にわたり火星のゲール・クレーター内の調査を進め、赤い惑星の様子を映像におさめてきた。 そうした映像には不思議なものが映っていることもある。例えば、クレーター内を地平線の向こうまで走る亀裂の周囲になぜか明るい色の岩石があるのだ。 この明るい色の
NASAの月周回衛星「オリオン」、地球との別れの写真を撮影2022.11.17 23:008,129 Passant Rabie -Gizmodo US- [原文] ( R.Mitsubori ) さらば、地球よ。 現地時間の16日未明、NASAの月探索ミッション「アルテミス」の第一弾である大型のSLSロケットがフロリダのケネディ宇宙センターから宇宙へと旅立ちました。無人探査機のカプセル型宇宙船「オリオン」には16台のカメラが搭載されており、さっそく地球に別れを告げる切ない写真が届きました。 オリオンは今後約25日間かけて、月の向こう約6万4000キロメートルの地点を飛行し、地球に帰還します。打ち上げから数時間後にオリオンが撮影したのは、徐々に離れていく青き地球の姿でした。漆黒の宇宙できらめく故郷の星はあまりにも美しく、切ない気持ちにさせられるほどです。 We are going. For
【シリコンバレー=白石武志】米航空宇宙局(NASA)は16日(米東部時間)、月面を探査する「アルテミス計画」の1号機となる無人の宇宙船を打ち上げた。米国が月に宇宙船を送り込むのは1972年に最後の飛行をした「アポロ計画」以来、約50年ぶり。2025年以降の実現を目指す有人月面探査の再開に向けた試験飛行となる。最大4人乗りの宇宙船「オリオン」を載せた新型ロケット「スペース・ローンチ・システム(S
米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーシビアランス」が捉えた「ひも状物体」(2022年7月12日撮影)。(c)AFP PHOTO / NASA/JPL-Caltech 【7月22日 AFP】これは枯れ草か、釣り糸か、それともスパゲティか──? 米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーシビアランス(Perseverance)」が、絡み合った糸のような物体の画像を捉え、宇宙愛好家たちの興味をかき立てている。 だが、最も妥当な説明は、もっとありきたりだった。2021年2月、パーシビアランスを火星表面に降下させる際に使われた部品の残骸である可能性が高いというのだ。 NASAジェット推進研究所(JPL)の広報担当者はAFPに対し、「何に由来するものなのか、議論しているところだが、パラシュートのひもか、探査車を地面に降下させる着陸システムのコードではないかと推測される」と語った。 この塊は、パー
Hiro Ono / 小野雅裕 @masahiro_ono さっき妻が仕事の電話で 「これからスケジュールが厳しいんですよ、夫が火星時間勤務になっちゃって・・・はい、「火星」時間です・・・そう、火星ローバーが着陸するから・・・・毎日40分ずつずれるそうで・・・ほんとですよ〜、前代未聞の時差ボケですよ〜」 相手は相当困惑してたみたい笑 2021-02-18 07:58:30 Hiro Ono / 小野雅裕 @masahiro_ono Planetary roboticist @NASA JPL. Father of princess and munchkin. Opinions my own. NASA JPL技術者。東京弁の阪神ファン。副業作家。ミーちゃんとユーちゃんのパパ。児童書『 #宇宙の話をしよう 』 https://t.co/3c1IM1rtb1 リンク GIGAZINE 火星着陸
米宇宙軍(U.S Space Force、USSF)は12月18日(現地時間)、軍所属メンバーの正式名称を「Guardians」(ガーディアンズ;保護者、守護者などという意味)に決定したと発表した。 宇宙軍は、ドナルド・トランプ大統領号令下、昨年12月20日に設立された。空軍、陸軍、海軍、海兵隊、沿岸警備隊などと同等の米軍組織。米国の繁栄と安全の維持のための宇宙領域の制御と活用を目的とする。モットーは「Semper Supra」(ラテン語で「常に上に」という意味)。 Guardiansという名称は、1983年の空軍宇宙司令部のモットー「Guardians of the High Frontier」に由来する、「宇宙作戦において長い歴史を持つ名前」としている。ちなみに、陸軍の兵士は「soldier」、海軍の兵士は「sailor」と呼ばれる。 米国ではこの名称についてすぐに、2014年公開の映
by NASA 2019年5月14日、アメリカ航空宇宙局(NASA)は「2024年までに有人月面着陸を成功させる」というアルテミス計画をTwitter上で発表しました。アルテミス計画では男女2人が月面へ送られ、成功すれば「女性の宇宙飛行士として人類史上初の月面着陸」という偉業も達成される見込み。また、NASAはアルテミス計画を実現させるために、連邦議会に対して追加予算も申請しました。 ARTEMIS: Twin sister of Apollo and goddess of the Moon. Now, the name for our #Moon2024 mission to return @NASA_Astronauts to the surface of the Moon by 2024, including the first woman and next man. pic.twi
このnoteは日本の大学を卒業した筆者が、コネクションゼロの状態から、アメリカの大学への留学を挟まずに、NASAへの就職を果たした過程を記録したものです。これからNASAを目指す人、また夢を叶えようと努力している人の考え方のヒントになれば幸いです。 一度きりの人生をかけてこれをやる2012年の夏、NASAの1機の探査機が火星に着陸した。キュリオシティという名のその白いローバーは、胴体からまっすぐに伸びた首の先に大きな目玉がついた頭を持ち、足についた6つの頑丈な車輪で火星の荒れ地を走る。長い腕を伸ばしドリルで岩石を削り、それを体の中に入れその場で調べる。これまでのどんな探査機とも異なるその姿は、僕の目にはまるで生き物かのように写っていた。 当時僕は東北大学に通う大学院修士課程1年生の学生で、休日のエアコンの切れた蒸し暑い研究室で一人、実験の待ち時間にパソコンの画面に釘付けになっていた。キュリ
12月初旬、火星の赤道付近に広がるエリシウム平原では風が吹き荒れていた。 巻き上がる砂塵やカラカラ転がる石は、火星でおなじみの風景であるが、今回はちょっと珍しい観客がいた。 最近、火星に到着したばかりのNASAの探査機インサイトである。 インサイトは2つの内蔵センサーでその風の音に耳を傾けていた。地震計でソーラーパネルから響く振動をキャッチ――それは人間が聴けるギリギリの低音だった。 また気圧センサーは大気に伝わる振動を直接検出し、人間にとってはもう少し音らしい音を拾った。 Sounds of Mars: NASA’s InSight Senses Martian Wind 地球とはかなり違う。火星で轟く超低音の風の音 金曜日、NASAは、こうして録音されたオリジナルの音と人間の耳に聞こえやすいように編集したものを公開。 以下はトラックリストだ。なお非常に低い音なのでヘッドフォンの使用が推
1958年に設立されたアメリカ航空宇宙局「NASA」は今年で60周年を迎えた。 NASAはアメリカの宇宙開発を躍進させていった。アポロ計画における人類初の月面着陸、スカイラブ計画における長期宇宙滞在、さらに宇宙往還機スペースシャトルの開発などを次々と実現させていった。 NASAは今後、月への帰還と火星ミッションなどに向けたミッションにチャレンジする。 最近公開されたこのプロモーションムービーは過去・現在・そして未来へと続くNASAの宇宙活動の軌跡と未来へのあくなき挑戦を2分23秒でまとめたものだ。 タイトルは「わたしたちはNASA(We Are NASA)」 これはちょっと感動しちゃうぞ。 点火シーケンス開始! 全エンジン稼働! 我々には大きな前進があった 我々は60年代が終わるまでに月へ行く (JFケネディ大統領の演説) この画像を大きなサイズで見る 大地を震わせ、息を震わせるような革新
2018年夏、太陽のコロナを観測するための宇宙探査機である「パーカー・ソーラー・プローブ」が、これまでのどの探査機よりも太陽に近い8.86太陽半径(590万km)からコロナを観測するために打ち上げられます。太陽コロナの内側から粒子の動きを観察するために打ち上げられるパーカー・ソーラー・プローブですが、コロナ内部は想像できないほど熱く、華氏100万度(約56万℃)以上にもなると言われています。そんな過酷な環境で探査を行う必要があるパーカー・ソーラー・プローブは、なぜ溶けないのでしょうか。 Traveling to the sun: Why won't Parker Solar Probe melt? https://phys.org/news/2018-07-sun-wont-parker-solar-probe.html パーカー・ソーラー・プローブはミッションの極限条件や温度変動に耐えら
火星の土に似せたNASAの模擬土とミミズを使ってルッコラを栽培しているオランダの研究室。(PHOTOGRAPH BY WIEGER WAMELINK) 私たちの地球に生命が存在しているのは、様々な条件がそろっているからにほかならない。そのうちのひとつが土である。そこでは、豊富な養分や細菌、菌類が複雑に混じり合っており、植物の成長を助ける。対して、火星の土では生命が見つかっておらず、人体には毒となりうる物質が多く含まれることがわかっている。 人類の火星への移住を目指して競争が繰り広げられるなか、たどり着いてからどうやって生きるか、そして食べていくかが大きな課題となっている。火星で持続的に作物を育てることは可能だと科学者は考えているが、そのためにはまず火星の土壌を作り変えなければならない。オランダのワーヘニンゲン大学の生物学者であるビーガー・バーメリンク氏は、ミミズがそれを手伝ってくれるという
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