なんかしばらく WebKit について書いてみたいと思います。開発するために必要な基本的なこととかより、まぁなんか個人的に話として面白いと思ったことについて。 とりあえず WebKit 内のコンポーネントの構成とかから。 WebKit ってのはまぁライブラリなわけで、かつ Win/Mac/Linux などで動いてるので、「WebKit を使って書いたら portable なコード一個管理したら OK」的な感じなのかなーと思うんですが、その実 WebKit API は環境ごとに少しずつ違う物体だったりします。 例えば Windows だったら COM を使ったり Mac だったら ObjC だったり gtk とか kde もそれぞれのシグナル配送モデルを使って色々やったりとか。 portable なライブラリっていうと portable に書けない部分は最小限のライブラリを環境ごとに実装して