なぜジャニー喜多川氏による性加害問題は長年放置されてきたのか。元テレビ東京社員で、桜美林大学教授の田淵俊彦さんは「事務所との対立を恐れ、タレントを起用し続けたテレビ局の罪は大きい。いまも『他人事』のようで、責任意識が低い。その事実が、NHKスペシャル『ジャニー喜多川 “アイドル帝国”の実像』に出演して改めてわかった」という――。
石破茂・自民党総裁が第103代首相に選出された。しかし、すでに自民党内には歴史的大敗を喫した衆院選の責任を石破に負わせようとする「石破おろし」の動きもあるという。フランス哲学者の福田肇氏は「石破のみに責任を負わせようとする自民党はオワコンだ」と厳しく非難するーー。 イスラム教徒を激怒させたレストランスタッフの振る舞い 私は数年ほどフランスの大学で教えたことがある。 そのときの教え子の一人のアルジェリア人が日本に遊びに来たので、東京のどこかのレストランで会食をした。 彼はカルボナーラを注文した。当然、ベーコンが入っている。彼イスラム教徒だ。 「豚肉が入っているじゃないか! メニューにはそんな材料名が書いてなかった。作り直してくれ」。憤然としてそうスタッフに告げた。 スタッフは、「承知しました。作り直します」と神妙に応え、2、3分後、「ベーコン抜き」カルボナーラが運ばれてきた。 「お待たせいた
支援連ニュース「追悼・桐島聡さん」 2024年2月27日、警視庁公安部が桐島と名乗った男を容疑者本人と特定、殺人未遂や爆発物取締罰則違反の容疑で書類送検したことが報じられた。彼が実際にどの事件にどう関わっていたかなど詳細については明らかにならないままとなった。 そして偶然にも同日、「東アジア反日武装戦線への死刑・重刑攻撃とたたかう支援連絡会議」による24日付の「支援連ニュース」が届いた。私はかなり以前、彼らの集会に取材を兼ねて参加し、それ以来、このニュースを購読している。 その「支援連ニュース」には何と表紙に「追悼・桐島聡さん」と書かれ、最初のページに「桐島さん、長い間全国に素敵な笑顔をありがとう」と題する一文が掲載されている。「全国に素敵な笑顔」というのはもちろん指名手配写真のことを指しているのだが、うーん、これはユーモアなのか。 支援連ニュース「追悼・桐島聡さん」(筆者撮影) 本文には
17日投開票の兵庫県知事選で、告発文書問題を巡り県議会から不信任を突き付けられた斎藤元彦前知事(47)が再選を確実にしたことを受け、斎藤氏を事実上支援するために立候補した政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)は、同日夜のインターネット番組で兵庫に地域政党を作る考えを明らかにした。知事選で「反斎藤」の立場を鮮明にした県内22市長に対し、それぞれの次期首長選で対抗馬を擁立するとも表明した。 立花氏は今回の選挙戦で「文書問題の真実を知ってほしい」と訴え、斎藤氏のパワハラなどを否定。自身への投票を呼びかけず、X(旧ツイッター)などの交流サイト(SNS)を駆使し、斎藤氏を擁護する持論を展開していた。 同日夜、知事選の特別番組に出演した立花氏は選挙に与える報道の影響力について「いつかはテレビからネットに代わる。それが今日だった」と強調。自身の活動は斎藤氏の疑惑を巡る新聞・テレビの一
2024年11月15日、Saleseforceは、同社のサービスでシステム障害が発生したと公表しました。その後17日に暫定の調査結果を公表し、システム障害が2回発生していたことや根本原因(完全な分析結果は11月17日時点で進行中)について明らかにしました。さらにこの障害の影響により、同社のサービスを利用する複数の組織から関連する障害公表が行われています。ここでは関連する情報をまとめます。 【1つ目の障害】 DB接続増加による障害、誤ったコマンドが誘発 Saleseforceのシステム障害は2回発生している。1回目は2024年11月15日14時55分頃に90(当初19と記載)*1のコアサービスインスタンスで発生。この影響でユーザーが同社のサービスへアクセス不可できない(ログインができない)状況となった。障害の影響は対応含め翌日16日0時22分頃まで継続した。同社公表によれば、障害影響時間は9
タレントのラサール石井が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、兵庫県民を“心配”した。 【写真】県議が斎藤氏に謝罪!深々と頭を下げた 石井は同日に投開票が行われた兵庫県知事選挙で、斎藤元彦氏が失職から返り咲いたというニュースを引用。「社会の底が抜けた。兵庫県民の皆さん大丈夫ですか。」と“心配”した。さらに「政治に無関心な人が、選挙に行かなかった人が、彼を当選させた。」と続けた。 「政治に無関心な人」が示す具体的な内容は不明。投票率は2021年に行われた前回の知事選が41.1%だったのに対して、今回は55.65%と14ポイント以上も上昇しており、「選挙に行った人」は前回よりも明らかに多くなっていた。石井は政治に無関心な残りの44.35%の有権者が斎藤氏当選の要因になったとみているようだ。 (よろず~ニュース編集部)
大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏(55)が18日、フジテレビ系「めざまし8(エイト)」(月~金曜午前8時)に生出演。17日投開票の兵庫知事選において、無所属の前職斎藤元彦氏(47)が、元尼崎市長稲村和美氏ら無所属6新人を破り再選を果たした件について言及した。 【写真】女優2人の横で嬉しそうな斎藤知事 斎藤氏の再選について「対抗馬が多く票が分散した」との指摘について、「上位3名が事実上の決戦のような感じで4位以下が1ケタ台ですから。これぐらいの選挙は普通なので分散とは言えない」と反論した上で「仮に(得票数3位の)清水(貴之)さんが出馬せずに稲村さんと斎藤さんの一騎打ちでも、清水さんの票が全部稲村さんに行くわけではないので。分散ということは関係なく、有権者が特に若い人が情報を元に、今まで投票に行ってなかった人がかなり行きましたから。その効果だと思いますけどね」とコメントした。 一方
斎藤元彦前知事の失職に伴う兵庫県知事選挙は、新聞各社の情勢報道を翻して斎藤氏が再選しました。序盤と終盤で大きく展開が異なった今回の兵庫県知事選挙は、まさに競馬でいうところの斎藤氏による「大まくり」の選挙となりましたが、なぜ斎藤氏の捲りがここまで綺麗に決まったのか、当選の理由について、最近の選挙の潮流と共に考えていきます。 斎藤陣営はSNSでの話題づくりで選挙を支配した 今回の兵庫県知事選挙は、選挙が告示されるまでオールドメディア(テレビや新聞)は斎藤元彦前知事の問題ばかりをクローズアップして報道していました。百条委員会からの不信任全会一致という流れは兵庫県政を大きく揺り動かす出来事であり、あれだけ大きく報道されたのは当然のことです。パワハラ疑惑などといった問題が事実であったどうかはともかく、メディアの多くは斎藤氏に批判的な報道に終始し、ある意味では「終わった人」扱いをする報道もありました。
11月17日投開票の兵庫県知事選。パワハラ疑惑や独裁的な県政運営で批判一色となり、県議会では全会一致による不信任決議を突きつけられた斎藤元彦前知事が返り咲いた。孤立無援で始まった出直し選挙は、中盤以降には斎藤コールが湧き上がるほどの熱気に包まれ、ついに再選を果たす結果となった。なぜそんな劇的な変化が起きたのか。(以下、文中敬称略) (松本 創:ノンフィクションライター) 「SNSによる勝利だった」と総括 夜の商店街のアーケードに「斎藤コール」が何度も響き渡る。地元紙の神戸新聞などが午後8時に当選確実を打ったが、斎藤元彦が選挙事務所に姿を現したのは午後9時40分過ぎ。帰ることなく待ち続けた支持者たちに何度も頭を下げると、マイクを握った。 文書問題で県政を混乱させたことをあらためて詫び、県職員、県議会、県内市町長との信頼関係の構築を誓うと、今回の選挙戦をこう振り返った。 「SNSを通じた選挙戦
10月に記者が見た異様な光景 11月17日、兵庫県知事選の投開票が行われ、斎藤元彦氏が元尼崎市長の稲村和美氏や無所属で維新の前参院議員の清水貴之氏を破り、再選された。 午後9時43分、神戸市内の商店街にある事務所に姿を見せた斎藤氏。通りを埋め尽くした1000人を超す人から「サイトウ!サイトウ!」と大きなコールが沸き上がり、斎藤氏は何度も頭を下げた。 内部告発をした元県民局長が自殺するなど、兵庫県政は混乱を重ねてきた。9月に不信任決議案が県議会で議決されると、齋藤氏は「再選を目指す」と表明した。この時点では、稲村氏と清水氏が争う展開が見込まれていた。 それが一転、斎藤氏が圧勝となったのはなぜか。出馬を決めてから、斎藤氏は毎朝駅で朝立ちをはじめた。当初、全国に知れ渡った斎藤氏の「悪評」もあって、振り向く人はわずかだった。 10月8日、JR加古川駅前に斎藤氏は立っていた。おじぎを繰り返す斎藤氏に
316回 兵庫県知事選の様子がおかしい 「様子がおかしい」という表現もなんだなとは思うのだが、本当にそうとしか言えないような状況になっている。 前知事である斎藤元彦氏の失職に伴い行われることになった兵庫県知事選。14日、県内29市長でつくる市長会の有志22人が、無所属で立候補している元尼崎市長の稲村和美氏(立憲民主党、国民民主党、自民党議員の一部が支持)を支持すると表明するという異例の事態がおきている。選挙戦で誹謗中傷や誤解が広がっており、正しい情報が伝わっていないという懸念から、緊急で表明することになったというがいったい兵庫県知事選で何がおこっているのだろう。 兵庫県知事選の混迷の要因の一つが「NHKから国民を守る党」(以下N国)の立花孝志氏の立候補によるものだ。立候補といっても立花氏がやっているのは自身の選挙活動ではない。斎藤元彦前知事を応援すると表明し、斎藤氏に投票するようによびかけ
Published 2024/11/16 20:51 (JST) Updated 2024/11/17 15:30 (JST) 【マニラ共同】「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞の授賞式が16日、マニラで開かれた。受賞したアニメ映画監督の宮崎駿氏(83)は式典を欠席。代わりに寄せたメッセージで、太平洋戦争時にフィリピンで日本による多数の市民殺害を「日本人は忘れてはいけない」と強調。そうした歴史がある中、フィリピンから贈られる賞を「厳粛に受け止めている」と述べた。 メッセージは、2016年に当時の天皇皇后両陛下がマニラを訪れ「マニラの市街戦に触れながら、命を失った多くの戦没者を慰霊した」と指摘。「日本人は戦時中、ひどいことを散々した。民間人をたくさん殺した」と訴えた。
前回エントリで紹介したブランシャールとは異なる観点から関税の貿易赤字への影響を考察した表題の記事(原題は「Can Trump Reduce the Trade Deficit?: Paul Krugman」)をクルーグマンが上げている(H/T 本人ツイート)。 彼はまず、一般的な見方として、部分均衡、一般均衡いずれの観点からも貿易赤字は減らせない、という見解を紹介している。 部分均衡の観点では、以下の2つの要因が働く。 現在の米経済、特に製造業は、グローバルバリューチェーンに深く組み込まれており、輸入投入財に大きく依存している。例えば米自動車産業というものは事実上存在せず、米国、メキシコ、カナダに跨る供給者の複雑なネットワークで生産が行われる北米自動車産業が存在している。そこに一律に高関税を掛ければ生産コストは急上昇し、製造業の生産と雇用は低下する可能性が高い。 米国の関税は報復関税を招く
職員がパワハラなどを告発した文書に対し、通報者探しを指示斎藤陣営は誹謗中傷度が高いとか怪文書とか言っているが、内部告発者の保護について定めた公益通報者保護法に違反する、と指摘されている。これだけでも十分なパワハラ。 記者会見で、文書の内容を「うそ八百」と表現し、「公務員失格」などと強い言葉で非難当然ですが、相手が反論できない状況で一方的に断罪、糾弾する行為はパワハラ。その後の百条委員会で通報内容がうそ八百でなかったことは明らかになっている 特定した通報相手に対し、人事処分を取り消し、降格処分を行う通報相手に対し、通報したことをもって「不利益な取り扱い」をするのは公益通報者保護法に定められているパワハラそのものである。 百条委員会前に告発者に対し、プライベートのことで脅し、自殺に追い込む立花孝が不倫だと主張しているが、真偽は定かではない。 不同意性行為だとか相手は10人だとか言っているが、そ
生成AIの開発競争が激化し、高性能なサービスが次々と登場している。東京大学薬学部の池谷裕二教授は「私が毎日のように利用しているのはAI回答エンジンだ。従来型のインターネット検索では、表示されたホームページのリストから自分が求める情報を探さなくてはいけないが、回答エンジンならたった一回の検索で欲しい情報にたどり着くことができる」という――。 ※本稿は、池谷裕二『生成AIと脳 この二つのコラボで人生が変わる』(扶桑社)の一部を再編集したものです――。 仕事以外でも役立つ「回答エンジン」 「Perplexity」や「Genspark」や「Felo」を使っているでしょうか。 私は使わない日はないというほど、よく利用しています。これらは「回答エンジン」と呼ばれます。質問を投げかけると、生成AIがインターネット上のコンテンツを効率よく要約してくれます。便利で、仕事はもちろん、勉強や趣味にも大いに役立っ
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