ケニアのリフトバレー(Rift Valley)州ナイバシャ(Naivasha)で、ルオ(Luo)人の家から略奪した物を投げるキクユ(Kikuyu)人(2008年1月29日撮影)。(c)AFP/Roberto SCHMIDT 【2月26日 AFP】ケニアの警察当局は25日、2007年12月から続く大統領選の結果に端を発した民族衝突による死者数が、前回発表された1000人から急増し1500人以上に上っていることを明らかにした。 匿名を条件にAFPの取材に応えた警察関係者は、「選挙後の暴動および民族間抗争の死者は、1500人以上だとみられる」と証言している。 ケニアでは前年12月30日、ムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領の再選が発表されて以来、同国西部および首都ナイロビ(Nairobi)の貧困地域などで暴動が発生。政財界を支配する民族キクユ(Kikuyu)、土地争い、貧困などに対する
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