イスラエルの企業が開発した「電気式外骨格スーツ」により、下半身不随で20年間車いす生活を送っていた男性が自力で歩行することに成功しました(Reutersの記事、写真)。 このデバイスは、「ReWalk」と呼ばれており、Argo Medical Technologies社の創立者であるAmit Goffer氏が開発したもの。足を「駆動させる」モーターや動きを検知するセンサー、コントロールボックスやバッテリを内蔵するバックパックから構成されています。リストバンドに取り付けたコントローラーで「起立」や「着席」、「歩行」、「階段を上る/下る」といった動作を指定して体を傾けると、それによりセンサーが反応して外骨格が動くそうです。体のバランスを保つのに松葉杖は別途必要だそうですが、起立して歩くことで車いすでは使わなかった筋肉を使えたり、またアイコンタクトなど、人とのコミュニケーションも取りやすくなると