客層に大きな変化が出た理由は「全面禁煙化」を実施したこともあるが、営業時間を変更したことが大きな影響を与えたと同社は分析している。 串カツ田中は8月1日から、76店舗で営業時間を大幅に変更。土曜・日曜の開店時間を早めるとともに、平日と休日の閉店時間を短縮した。この施策によって、深夜まで利用していた会社員・男性グループが減り、昼食利用客が増加したという。 つまり、客単価が高い会社員・男性グループが減った一方、客単価の安いファミリー層が増えたが、全体としては客数増・売り上げ増につながったということだ。 串カツ田中は全国的な禁煙化の流れを受けて、ファミリー層の利用を増やそうとしているが、その狙い通りの結果が出たと言えそうだ。 関連記事 串カツ田中が「食べ放題」を通年化 徐々に進む“ファミレス化” 串カツ田中が「食べ放題」サービスを通年化する。「ほぼ全品食べ放題コース」と「串カツ食べ放題コース」の