そもそもPerlIOで何が出来るのか。 その理解のために,標準PerlIO(組み込み+標準ライブラリ)とPerlIO::Utilなどのレイヤについて機能別に分類してみた*1 リソースアクセス系 PerlIOはI/Oのためのシステムだから,何らかのリソースにアクセスするレイヤが常にレイヤスタック*2の最下部(bottom)にある。 リソースアクセス系レイヤは,:stdioのように自前でバッファリングすることもあれば,:unixのようにバッファリング機能を持たないものもある。 標準PerlIO :unix :win32 - Windowsのみ :stdio :mmap - mmap(2)のあるシステムのみ :scalar PerlIO::Util :dir リソース加工系 PerlIOを使うプログラムと低レベルのレイヤとの間にあり,リソースを加工するもの。ただし,このとき扱えるデータタイプには