地域ごとに多彩な表情を見せてくれるドイツには、日本では知られていない個性あふれる街がまだまだたくさんあります。 そのひとつが、ハルツ地方の小さな世界遺産の街、ゴスラー。銀色に輝く独特の街並みは、私たちが「ドイツ」と聞いて思い浮かべる風景と、ひと味もふた味も違っています。 まだ知らなかったドイツに出会える街、ゴスラーの魅力にせまります。 銀の採掘で栄華を極めたゴスラー (C) Haruna Akamatsu ゴスラーは、「ハルツ地方」と呼ばれる、ドイツのほぼ中央よりもやや北の山間部に位置する小さな街。そんな山あいの小さな街が、一時はドイツ、ひいてはヨーロッパの歴史の中心に躍り出たのです。 その理由は銀鉱山にありました。ゴスラーは968年に始まったハルツ山麓の銀鉱の採掘にともなって発展し、1050年には神聖ローマ皇帝ハインリヒ3世が居城を建設。11~13世紀にかけて、ゴスラーの街でたびたび帝国
^ Statistisches Landesamt Sachsen-Anhalt, Bevölkerung der Gemeinden – Stand: 31. Dezember 2021 (PDF) (Fortschreibung) ^ 公式サイトの表記 ^ a b Dieter Berger: de:Duden, geographische Namen in Deutschland: Herkunft und Bedeutung der Namen von Ländern, Städten, Bergen und Gewässern, Bibliographisches Institut, Mannheim/Wien/Zürich 1993 (ISBN 3-411-06251-7), S. 156. ^ Gerhard Köbler: Historisches Lexikon der
ドイツの10万人都市での取材・観察をとおして執筆活動を行っている私は、日本の大学・自治体などから講演を依頼されることがある。そこでよくいただくのが「ドイツのまちづくりについて」というお題だ。 私は、このお題にいつも軽い違和感を覚える。というのも、直訳できるドイツ語が思いつかないからだ。換言すれば、「まちづくり」とは日本独自の用語なのだ。学術的にも、ドイツでは日本のコミュニティや都市計画に焦点を当てた研究の中で、日本特有の用語として扱われている。 そもそも、日本ではいつからこの言葉が使われるようになったのだろうか。調べてみると、専門家の間では随分前から使われていて、文献ベースでは1947年にすでに見られる。使われる頻度が増え始めたのは、後述するように1990年代からだろう。私が2000年代半ばにドイツから一時帰国したとき、NPO関係者との話の中で「まちづくり系の人たち」という言葉が耳に入って
Kubota Magazin こんにちは。ベルリン在住フリーライターの久保田由希です。 私のホームページ「クボタマガジン」通称「クボマガ」へようこそ。 ベルリンの日々の暮らしを、思うままに綴っています。 すっかりご無沙汰しております。 2022年11月1日に新刊『ドイツの家と町並み図鑑』をエクスナレッジより上梓しました。そして、なんとこのたび発売からひと月ちょっとで重版が決まりました! 本当に嬉しいです。 お買い上げいただいたみなさま。 SNSなどで広めてくださったみなさま。 書評に取り上げてくださったみなさま。 販売してくださった書店やエクスナレッジのみなさま。 心から感謝しています。ありがとうございます。 『ドイツの家と町並み図鑑』のあとがきにも書きましたが、ドイツの建物に関する本を書きませんかというメールをある日編集者さんからいただいたとき、私は大興奮したんです。好きなんですよ、建物
The GUK lists the holdings of the Göttingen State and University Library (SUB Göttingen) and departmental libraries of the University of Göttingen. As a rule, book or journal articles are not included. The GBV Union Catalogue (GVK) comprises the holdings of libraries in seven German federal states as well as of the Staatsbibliothek zu Berlin. As a rule, all titles listed can be ordered via inter-l
こんにちは。 2013年にスタートしたこの「おさんぽベルリン」ブログですが、このたび「おさんぽベルリンnext」と名前を変えてFacebookページに統合することになりました。こちらのブログは、これで更新をストップします。 https://www.facebook.com/osanpoberlin ブログ開設者のマツナガと久保田はふたりとも日本に帰国したので、新たな管理人を迎えてのスタートです。 今後は「おさんぽベルリンnext」Facebookページで、ベルリンの現地情報をお楽しみください! これまでのブログのご愛読、ありがとうございました! 市内に張り巡らされている公共交通は観光に便利ですが…… ベルリン公共交通局BVG(ベー・ファオ・ゲー)は、年が明けるごとにきっちり値上げしてきますが、やはり今年も元旦からベルリン市内の切符が値上がりしました。 旅行者がよく使う切符の2020年1月1
2016年5月30日、ドイツのヘルムホルツ協会がオープンアクセス(OA)方針を発表しました。 ヘルムホルツ協会は18の研究機関から構成されるドイツ最大の研究組織で、構成員は38,000人以上、年間予算は40億ユーロ以上にのぼります。今回、発表されたOA方針では、所属研究者に対し、すべての査読論文について、著者最終稿もしくは出版者版をリポジトリに登録するよう求めています。その上で、出版者版がOAで利用できない論文については、自然科学分野の論文は出版後6カ月以内、人文・社会科学分野については12カ月以内に、リポジトリを通じて論文を公開するよう義務付けています。また、専門書についてもリポジトリへの登録・公開を義務付けており、その場合のエンバーゴは自然科学分野では12カ月、人文・社会科学では24カ月とされています。 さらにヘルムホルツ協会のOA方針では今後のOA実現の数値目標とモニタリングの方法に
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