Web 2.0 Summitでは毎年、Morgan Stanleyのインターネットアナリスト、Mary Meekerが、世界とウェブとテク業界に対する彼女の見解を、自身が追っている主要トレンドを描いた50枚ほどのスライドを次々と見せながら紹介する。昨年は、中国バブルに焦点を絞った。今年は、現在の経済危機の根本原因、ウェブビジネスの展望、および彼女が今後も大きく成長すると見込んでいる分野(モバイルと新興市場)について語る。 まず、モバイル業界について、今後5年間に最大のチャンスがあるとともに、崩壊も起きると指摘する。さらに、米国ではモバイルがウェブ中心型に移行する態勢にあることを示唆した。(私も全面的に同感)。面白いのは、来たるべくモバイルウェブ時代の変曲点をAndroidフォンの1号機の登場であるとしていて、iPhoneではないこと。 Meekerのプレゼンテーションはきのう(米国時間11