費用も前回上回る懸念 相互連携、システムが複雑 消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連8法案が26日に衆議院本会議で可決された。大半の社会システムは2014年4月からの増税に迅速に対応できそうだが、東日本旅客鉄道(JR東日本)のIC乗車券「Suica(スイカ)」など鉄道系のシステムで改修に1年超かかるとの懸念が浮上している。複数の他社とIC乗車券を相互連携し、駅以外でも活用され、システムが複雑化しているためだ。 JR東では消費増税で運賃を引き上げた場合、5月末現在で約3968万枚発行しているスイカのシステム改修が必要となる。改修の具体的な検討は「運賃の引き上げ自体が決まっていない」(JR東)ため始めていないが、「システム改修の計画作りや乗客への周知期間も含めると1年数カ月かかるだろう」(同)と話す。スイカを導入していなかった1997年の消費増税ではシステム改修に30億〜40億円の費用
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