このように、1つ目のメッセージ・ボックスを閉じてから10秒後に2つ目のメッセージ・ボックスが表示される。Sleepメソッドで10000ミリ秒(10秒)で中断するようにしているためである。 なお、Sleepメソッドを使ってスクリプトを中断している間はCPUを占有することはなく、CPU使用率は低い状態になる。また、中断しているとき、ほかのオブジェクトでイベントが発生した場合、そちらに処理が移るので、イベントの発生を待つために空ループを回すときに使える。この例は後ほどオブジェクトを扱うメソッドのところで述べる。 さて、ここで1つ例題を出そう。先ほどのスクリプトでは10秒間何も表示されないので何が起こっているか分かりにくかったので、今度はStdOutプロパティとSleepメソッドを使ってプログレス・バーのようなものを表示させたタイマーとして動作するスクリプトを組んでみよう。 マーカーで隠れたところ