春空 雪は溶け 季節は巡る 君と出会ったのは春だった 二人で見た いつもの桜 今年で最後になるのかな いつもすぐとなりで 笑ってくれた君に 私ができたこと どれくらいあったのだろう 見上げれば春の空 桜の花びらがにじんでゆく ふりむけばそこにいた 君の声は風の中 乗り越した いくつもの冬が 辛く厳しく寒いほど 春に咲く花は 強く咲く 私も強くなれたかな くじけそうになると 叱ってくれたね君は 何度も泣いたけど やさしさにあふれてた 見上げれば春の空 いつも私を信じていてくれたね 今ここにいられるのは 君に巡り会えたから 舞い上がれ空高く 新しい春の空へ それぞれの道を 歩いていくけど どんな坂道も越えてゆくよ 君がくれたもの 強く生きること ずっとこの胸に抱いて 1