サーバーエンジニアの山下亮です。今回はこの記事が載っているgooラボのサーバも乗っている、gooを支えるインフラ基盤の話をしたいと思います。 gooではこれまで数年に一度の割合で大規模なDC移転を行ってきました。 直近では、昨年末から今年の頭にかけて大規模なDC移転を無事に終えた所です。 今回のDC移転ではオンプレミスのサーバー数百台の上に、OpenStackを使ってプライベートクラウドを構築しました。 これにより、仮想マシンの作成からサービスインまでのリードタイムを大幅に短縮することができました。 仮想化については4~5年前から大規模に行ってきたのですが、アロケーション等の部分で手作業も多く残っていました。 特に大きな課題だったのは、新規仮想マシン作成時のIPアドレスの払い出しとその管理及び新規仮想マシン作成時に人力でリソースの空き状況や分散状況を確認して、配置する物理マシンを決定すると