6畳1間に住む天野さん。同居する男性におカネを借りることもあるが、彼の手取りも月15万円程度という〔PHOTO〕村上庄吾 今や単身女性の3分の1は手取り125万円以下という。家賃、食費を切り詰め、「三食、菓子パン」「洋服は防寒具以外は買いません」と告白する女子たちの実態に迫った! 「本当に何もなくて、お恥ずかしいのですが・・・・・・。よかったらお水でもどうぞ」 (右)天野さんの1月分の手取りは、8万5583円也。ここから4万2000円の家賃、1万円の携帯代などを捻出 (左)ご覧のようにお風呂は膝を抱えないと入れないほど狭いが、天野さんは「水道代の節約になる」と苦笑いする〔PHOTO〕村上庄吾 老人の介護施設でアルバイトとして働く天野裕子さん(28・仮名)は、そう言って水道の蛇口をひねり、ちゃぶ台の上にグラスの水を置いた。 「普通はお茶ぐらい出しますよね。でもおカネがないから、あいにくお水し
以前は打つ手がなかったHIV感染、現在では薬で AIDS発症を効果的に抑制できると言われています。 多くの高価な薬を併用する治療法のため、月の薬代は約 20万円、年間で 240万円にもなり、基本的には一生飲み続けるので、40歳から 70歳までの 30年分で合計 7200万円もかかります。 こんな高い薬代を払える人は、ほとんどいませんよね。 けれど日本では障害者認定を受けることにより、患者の個人負担は月 1−2万円程度にできます。 日本の医療保険、社会福祉制度は非常に手厚く国民を守っているため、患者はわずかな負担で命がつながるわけです。 もちろんその差額は、医療保険の他、社会福祉費用として税金から払われます。 ★★★ そして患者一人当たり 7200万円の薬代は、それらの薬を開発している製薬会社の売上となります。 お金の流れ(月額・一人分)はこんなかんじ。 ↓ ( 40歳から 70歳までで生涯
2012/2/2711:51 円高が好きな人たちの「正体」とは? ―― 安達誠司(『円高の正体』)× 飯田泰之 「あと、28・8兆円――」 今年の1月に発売され、早くも4刷が決定するほどの反響を呼んでいる『円高の正体 』(光文社新書)の冒頭、扉にはこう記されている。 この金額の意味はぜひ同書を繙いていただくとして、そもそもなぜいま、この本は書かれなければならなかったのか。 著者である安達誠司氏に飯田泰之が鋭く迫る、『円高の正体』シノドスジャーナルver.をお送りします。 (構成 / 柳瀬徹・シノドス編集部) 円高の正体 (光文社新書) 著者:安達誠司 販売元:光文社 (2012-01-17) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る ■強い企業と弱い政府 飯田 安達さんの書かれた『円高の正体』は、タイトルが「ある本」を思い起こさせてくれる点がとても良いと思います(笑)。 まず前半で
説明のための、道具としての経済を学ぶシリーズ。 日経新聞中毒症だったこともあり、経済は避けたい話題だった。なぜなら、嘘と統計の区別がつかないから。詐欺師と経済学者の区別がつかないから。その場のレトリックや明快さに騙されて、嘘に気づくのえらい年月を要するから。 日米貿易摩擦は"大問題"だったし、ユーロの"脅威"が取りざたされてた。自由化と規制緩和こそが"経済活性化の鍵"と言われてた。うすうす胡散臭さは感じてたものの、「なぜ」なのかを考えていなかった。新聞からはデータではなく、主張を読み取っていたから。とがった感情論や、借りてきたナショナリズムを振り回すことが「経済について議論する」ことだと取り違えていたから。 そうした思い込みを払い落とし、現象を解説する「経済学の使い方」が分かる。経済にとって本当に重要な問題は、「生産性」「所得分配」「失業」の3つだという。この観点から、巷を騒がす財政赤字や
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「不動産と心中するつもりだろうか?」 不動産投資はからくりに満ちている。儲かるように見せかけることができるので、騙される人が後を絶たない。例えば、不動産投資のキャッシュフローは、誰でも初年度が最も儲かる。しかし、いずれマイナスになり、ローン返済に困るようになる。売りたくてもローン元本を上回らなければ売れない。そうなってからでは遅い。儲かっていないとは誰にも言えずに、時限爆弾が時を刻み始める。 しかし、この世界は騙される方が悪い。なぜなら、不動産投資はいつ終わるか分からない「ババ抜き」をやっているようなものだからだ。高く売り抜けたら、このゲームを終えることができる。最後にババを手元に残した人が大損して、最悪は自己破産することになる。相当な数の人が不動産投資をやっているので、これから自己破産者が続出することになる。そのXデーはいつ来るか分からないが、必ずやって来る。 私は不動産投資はやらない。
高等学校「政治経済」「現代社会」「マクロ・ミクロ経済学」に関するブログです。教科書 資料集 新聞記事 書籍 ニュース について解説いたします。 <ギリシャ、これじゃあ、ドイツも怒るなあ> ギリシャ、どれくらいやりたい放題だったか、検証してみましょう。 ・・・でも、ドイツだって、「いい思い」はしてました。どっちもどっちであることは間違いありません。 参考・引用文献 白井さゆり『ユーロ・リスク』日経プレミアシリーズ2011 有田哲文『ユーロ連鎖危機』朝日新聞出版2011 内閣府『世界経済の潮流2010』 http://abc60w.blog16.fc2.com/blog-entry-627.html 「欧州危機 抜本先送り」参照 ユーロのスタートは1999年、11カ国から始まりました。 ギリシャがユーロ参加をしたのは、02年のことです。00年に欧州理事会が「ギリシャは高い水準で持続的な収斂性を
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ウォーレン・バフェットはいわずと知れた世界の億万長者。 とはいえ、2008年秋以降の金融危機は「オマハの賢人(Oracle of Omaha)」と呼ばれる彼ですらその影響から免れられなかったようで、バフェットがCEOを務める世界最大の投資持株会社「バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)」の2008年通期の純利益は前期に比べ62%も減少した(※pdf)そうです。 ファイナンスブログメディア「Get Rich Slowly」では「バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)」の定時総会でバフェットが語った内容を振り返り、以下の3つの教訓を紹介しています。 教訓1: 2008年は皆が苦しんだ 金融危機などの影響により、個人投資家・機関投資家問わず投資家のほとんどにとって苦しい状況であった。「自分だけ...」と過度に悲観する必要はない。 教訓2: 投資
今日の一枚(カシャコのフォトログ 自然より) http://f.hatena.ne.jp/favre21/20060801074124 今年第1回目のエントリは、別のモノを用意していたんですが、あまりに、イヤなニュースが続くモノで、一言言いたくなり、テーマ変更しました。 今年は、正月から「派遣切り」と切られた労働者のニュースばかりです。論調は 派遣切りに遭い「年越し派遣村」に入村した1人の男性に密着しました。 一方、日比谷公園では、年越し派遣村に集まった人たちなどが、派遣切りに遭った人たちの救済を求め、国会に向かってデモ行進を行った。 年越し派遣村の労働者たちは、「労働者派遣法を抜本的に改善しろ! 大企業のもうけを働く者に還元しろ!」とシュプレヒコールを上げた。 に代表されるように 企業の都合で、自由に契約解除ができる派遣制度は問題である 派遣社員を切る企業は無慈悲である(今まで、多大な
「人はなぜゲーム内アイテムにお金を払うのか」 デジタルジェネレーションが生んだ新しい経済価値について,成蹊大学の野島美保氏にあれこれ聞いてみた 編集部:TAITAI カメラマン:市原達也 野島美保氏による「人はなぜ形のないものを買うのか」は,無形のサービスについての考察/研究をまとめた学術書籍だ 「経験経済」という言葉をご存じだろうか。 原材料を生み出す第一次産業から始まった世の中の経済システムは,19世紀の産業革命を起点として,第二次産業(製造業)を中心としたシステムへと発展した。現在は,金融,運輸,小売りなどといった,サービスの提供によって対価を得る第三次産業が,世界の先進国の中心産業となっているわけだが,そうした状況のなか,最新のマーケティング研究では,さらにその先の“製品の質や便利さを超えた価値”……つまり,“顧客の経験”に焦点を当てた産業が注目されているという。 世の中に物やサー
編集元:バイク板より 336 774RR :2008/12/18(木) 00:08:31 ID:h0215azH 【参考資料:昔の経済人の言葉】 岩崎弥太郎(三菱財閥創始) 「およそ事業をするには、まず人に与えることが必要である。それは、必ず後に大きな利益をもたらすからである」 本田宗一郎(本田技研工業創業者) 「社長なんて偉くもなんともない。課長、部長、包丁、盲腸と同じだ」 土光敏夫(旧経済団体連合会第4代会長) 「社員諸君にはこれから3倍働いてもらう。役員は10倍働け。俺はそれ以上に働く」 ヘンリー・フォード (フォード・モーター創業者) 「奉仕を主とする事業は栄え、利得を主とする事業は衰える」 「ほかの要因はさておき、我々の売上は、ある程度賃金に依存しているのだ。より高い賃金を出せば、 その金はどこかで使われ、ほかの分野の商店主や卸売り業者や製造業者、それに労
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