情報処理推進機構(IPA)は2012年10月1日、TwitterやFacebookといったSNSの「サービス連携」機能の悪用による被害が出ているとして、注意を呼びかける文書を出した。IPAには「自分では何もしていないのに、Twitter上で勝手に投稿された」という相談が複数寄せられているという。第三者にサービス連携機能を悪用された場合に、こうした被害が起こり得るとして、利用者に自衛策を呼びかけている。 サービス連携(アプリ連携)は多くのSNSが備えている機能で、例えばTwitterのユーザーIDとパスワードを入力してログイン認証が済んでいる状態であれば、他のサービス(画像投稿サービスなど)で再度ID/パスワードを入力しなくても、そのままサービスを利用できる。技術的には、「OAuth(オーオース)」と呼ばれる手順がよく使われる。 サービス連携機能は便利である半面、連携先が悪意のある事業者によ
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