歴史に名を残したローマ皇帝マルクス・アウレリウスのような偉人でも、朝の起床は苦手だった。写真は、イタリア、ベニスのカナル・グランデ右岸にあるサグレド宮殿の主寝室。(PHOTOGRAPH BY ROGERS FUND, 1906, THE METROPOLITAN MUSEUM OF ART, NEW YORK) 早起きか、朝寝坊か。エスプレッソを飲み干すのか、紅茶をゆっくりと味わうのか。好みはそれぞれだが、朝の習慣はその日の調子を決めるカギとなる。 現代のライフコーチやトレンドセッターは、1日を快適に過ごす新たなアイデアを次々に提案し続けている。だが、こうした動きは今に始まったことではない。マルクス・アウレリウスからルードビッヒ・バン・ベートーベンに至るまで、人類は生産性と集中力を高める朝の習慣を何世紀にもわたって考案してきた。 朝の習慣を模索する21世紀の私たちに、過去の偉人たちはどのよ
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